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dai さんの日記

 
2018
9月 24
(月)
17:30
安心してください
本文
『管見妄語 できすぎた話』 藤原正彦 新潮文庫 


そういったのはとにかく明るい何某であった。イナズマロックフェス最終日は、アキラ100%からのT.M.Revolutionである。まさか送風機をガンガンに回してWHITE BREATHをやるのだろうか。ちょっと見に行きたい。会場が悲鳴に包まれることが想像に難くない。
ちっとも安心できないって。

心配といえば欅坂のセンターの子。イナズマを見に行った知人によるとダンスにいつものキレがなく辛そうだったとか。映画の番宣が忙しかったのだろうな。(『響』は見に行きたい)


本書は、「上品とは決して言えない『週刊新潮』の中で、際立って上品な香りを放つ連載「管見妄語」の…」(注1)1年分の連載をまとめたものである。数学者藤原正彦先生の一流の随筆家としての側面が味わえる珠玉の随筆集である。一篇は僅か原稿用紙3枚半だが、ものすごく練られた文章であり味わい深い。こちらは安心して読める。中学生くらいの時に読むことができたなら、私にとっての團伊玖磨先生(注2)同様、きっと影響を受けただろうなと思う。


滋賀はイナズマで騒がしいが(今年はお天気に恵まれてホントよかった)、こちらトップの自習室は静かなものである。1年生から3年生まで、めいめいが黙々と各自の課題に取り組んでいる。なお、この後夜10:00まで利用可能である。

自習室に入ってくる生徒らに、「今から何する」と訊いてみたりする。「今から数学のワークの○○をやります」などと、打てば響く答えが返ってくる子は基本的に大丈夫である。あわよくば、それをどれくらいの時間で片づけようと見積もっていて、何を身に付けようとしているのか、自覚できていれば申し分ない。

そういう考え方で取り組むことができるのが、塾に来るメリットの一つである。


注1:本書「はじめに」より引用。なお一部界隈が騒がしい「新潮45」とは出版社が同じというだけで関係ない。
注2:かつて「アサヒグラフ」に連載されていた「パイプのけむり」。私の中3当時の愛読書のひとつであり、図書館に置いてあった単行本は全部読んだのを覚えている。
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