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dai さんの日記

 
2018
8月 11
(土)
15:01
きもだめし
本文
『消えない 夏に 僕らは いる』 水生大海  新潮文庫

物語は校外学習の夜、4人の小学5年生たちが地元の子の案内で宿泊地を抜け出し、廃校になった小学校跡にきもだめしに行くところから始まる。そのきもだめしでとある事件が起き、一人の女子がけがをしてしまう。そのことに責任を感じた地元の子は記憶を封印していたのだが、高校に進学したときに、その4人と同じクラスで再会する。


5Z国語の授業で紹介したところ続きが知りたいと声が上がったが、気になる人は休み中にでも読んでみて、と水を向けるにとどめた。新潮文庫350ページを読みきることは、小学生にとってはちょっとした冒険だろう。

その5Z国語は科学に関する論説文と並行して四字熟語。空前絶後や五里霧中といったことばを字義と共に頭に入れてゆく。単なる丸暗記ではない、頭の中へのことばの記憶の刻み方を体得してくれたらいいな。


2Z数学は不等式、求積問題を経て文字式のハイレベルな問題へ。式の値を求める問題だが、単に文字に値を与える普通の問題ではなく、条件式に2文字以上入ったものや比例式などが与えられた問題にチャレンジしている。どうすれば文字が消え式の値が得られるのか。ゴールに対する見通しを立て計算のくふうができるかどうかが問われるところである。

9番の慶応の問題がこのカテゴリーの中ボス。条件式a+b+c=kとおき、もう一つの条件式が使える形に変形できれば、まるでぷよぷよ(注1)のように気持ちよく文字が全部消え、値が出てくる仕掛けになっている。解いててなかなか楽しかった。
さて、何人の人がここまで辿りつけることだろうか。

2Z数学についてもう一つ。アーサーベンジャミンがフィボナッチ数列の魅力について語ったスピーチ(注2)を紹介。7分程度の短いものだし気が向いたらYouTubeか何かで動画を見て、と全文を文字に起こしたものとアクセス方法を示した資料(B5裏表でたった1枚!)を配布。相変わらずの塩対応だとわれながら思いつつも、クラスの何人かでも「気が向いて」くれたらいいな。


りつくさ3T理科は第7講まで、GH3S理科は第8講まで終了。第7講は天気、第8講は2年までの範囲の総合問題(ふだんの確認テストよりも範囲を広げたテスト)である。お盆明けは3年範囲の復習に進む。テキストは11まで(授業は一通りやった)全部済ませておくように。


りつくさ1S理科数学は基本的なことがずいぶんしっかりできるようになってきた。7月実力テストでクラス平均偏差値60(理科。4月入塾時44)、5科総合でも57(4月入塾時47)と成績うなぎのぼりなのだ(そこら辺の塾には負けない)が、ここへきてさらに力をつけている印象。少なくとも理科数学はGH1Tにも負けていない。


以上、夏期講習前半終了にあたって、dai担当クラスの振り返りでした。
良いお盆休み過ごして、休み明けの実力テストに臨んでください。


注1:同じ色の「ぷよぷよ」を4つつなげると消える対戦型パズルゲーム。連続してぷよぷよを消すと、対戦相手に大ダメージを与えることができる。一人でやるときはコンピュータが相手で、だんだん相手が強くなっていく。
注2:TED2013より。YouTube版では日本語字幕がはじめからついている。アーサー氏の英語がとても聞き取りやすいことと、フィボナッチ数列の各項の2乗の和に隠された秘密を直観的に解りやすく解き明かしてくれるところがお気に入りである。
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