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先日、中１の女子が何やらあちこちで触れ回っているのを聞いた。
言いたくてたまらないことがあるようだった。
私のところにもやってきた。


生徒：「せんせー、国語の教科書の『星の花が降るころに』の戸部くんがかっこいいです〜。タイプです〜」


その子は瞳をハートの形にして恋する乙女になっていた。
どうやら教科書に載っている小説の中の登場人物を好きになったということらしい。
さらに言いたいことがあるらしく、話は止まらない。


生徒：「戸部くんが好きすぎて、頭の中で戸部くんとのラブラブな話ができているんです〜」


暑さで幻覚が出ちゃった？というセリフを飲み込んで一言申し上げた。


なかしゃん：「幸せそうで何よりです」


その話とやらを原稿用紙３０枚に書いて提出してほしいと思った国語担当のなかしゃんです。
もし提出してくれたらブログでさらし・・・ゴホッゴホッ・・・みんなに名著として紹介してあげたい。
私にネタとして献上してくれたと勝手に解釈する方向です。



それにしても生徒が本を楽しんでくれるのはめちゃくちゃ嬉しいです。
私も読書が好きなので。
でも好きな本を教えてほしいと言われても絶対答えられない。



（どんな怪しい本を読んでんだよ）





今日お昼前にあるレストランカフェに行くと、テーブルに書籍が何冊か置いてあった。
自由に読んでいいということみたい。
ペラペラとめくってみた。
「読みたい・・・・」
で。
気が付いたら２時間近くたっていた。

あ〜、読んだ♪読んだ♪楽しかった♪
だってさぁ、読みたいと思った本を目の前にしてそのままほっとける？
無理。
食べたいケーキをもらって「いらねー」って置いとけないのと同じじゃーん。
手に取って本を開いたら　I can’t stop!


ふと横を見ると、一緒に食べに来たのにほったらかしにされたツレの顔。
(´・ω・｀)ｼｮﾎﾞーﾝ←スマホをいじってた


わわわわ・・・やっべー・・・。
やらかしちまった・・・・。
どうしよう・・・。


その場にあった人形みたいな置物（関節がくねくね曲がるヤツ）を土下座させて
「申し訳ないでござる」
と腹話術で動かしながら謝った。


なんとか笑ってもらって許しを得ました。
相手は私が読書好きなことを知ってる人なので、それが救いです。




【反省】　以後気を付ける




（それだけ？）