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dai さんの日記

 
2024
10月 30
(水)
17:50
トップの本棚―国語むずかしい?
本文



【悲報】10月実テ中1国語の長文、中1にしてはかなり難解。

70点超えたら上出来じゃないかな?(GH校で該当者3名ほどの模様)(注1)
まあ、語句問題の類義語対義語はせめて半分以上正解したいところだが。

随筆で昭和ノスタルジーを語られ、問われても現代の中学1年生には想像しがたいわな。
(なお小説も舞台は戦前で登場人物の心情が若干追いにくかったかもしれない。)

まだ試験の有効期間であり(他県の塾で同じ問題をこれからやるかもしれない。その人たちがこの記事をまず目にすることはないだろうが)、具体的内容については差し控えたい。


『語り合う京大数学~奥深き数学の森へ』  林俊介・古賀真輝 オーム社

※こちらの本は高校生部屋の本棚に置いておきますが、意欲ある中学生の閲覧も歓迎です。(さすがに小学生には無理か)


著者2人は本業の傍ら、YouTubeで数学の面白さについて発信されている。玉石混交の、そして大半が石のYouTubeにおいて数少ない「玉」の動画であり、とてもオススメである。(レベル、内容は大学入試~大学数学だが)


n回の試行の確率を求める問題を線形代数や母関数を使って解く考察が面白かった。ただし大学入試のためにこの解法をマスターしようというのは勉強の方向性として間違っている。数学楽しい勢が余裕を持って楽しむぶんにはとても楽しい。


「nを自然数とする。n個の箱すべてに1,2,3,4,5の5種類のカードがそれぞれ1枚ずつ計5枚入っている。各々の箱から1枚ずつカードを取り出し取り出した順に左から並べてn桁の数Xを作る。このとき、Xが3で割り切れる確率を求めよ。(京大2017年理系)」


(x+x²+x³+x⁴+x⁵)^nの展開をもとにω(1の3乗根)を用いて確率(場合の数)を求める。とても面白い。


では、授業の時間だ。

担当クラスの理科の定期テストは、ほとんどの人が90点を大幅に上回る上々の成績でよき。
2Z,3Zは言うまでもなく3Sでも何人かは90点を大幅に上回っている(半分くらいは70点前後にとどまっているが、もとよりそんな簡単なテストでもない)。
定期テストに過適応しないよう、それでいて範囲をきっちり(変な問題が出なければ、変な採点がなされなければ満点が取れるよう)勉強しきるよう気を配ってきたので、ちゃんと結果になってよかった。2S数学でも満点が出たり、苦手な子も苦手なりに点数をまとめてきたのでヨシ!

「定期テストへの過適応」とは、定期テストの範囲だけ、それも定期テストに出る(であろう)問題だけ棒暗記して、実力より良い点を取ることである。これが癖になってしまうと、端的に言って予後が悪い。狭い範囲でありながら結局理解が浅く、先につながらないからである。そして試験が終わった瞬間大半の内容が抜けていて、実力テストで同範囲を問うと全然できないということが起こる。

普段の勉強で一度は理解しておくことが大事だ。その後折に触れて繰り返すことで理解が深まってゆき、テスト前には内容をざっと確認すれば満点近く取れるという状態に持っていくことが理想である。


それでは今日は、このへんで。



注1:全国平均(第1期約2500名)50点。随筆の正答率は11/24で小説は19/36)。まあ妥当なところかな。


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