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dai さんの日記

 
2023
2月 5
(日)
16:35
トップの本棚―春立ちぬ
本文


業務連絡

栗東校:『かがみの孤城(上)』(辻村美月)、『その日、朱音は空を飛んだ』(武田綾乃)
GH校:『賢者の学び舎2,3』(山本亜季)、『青い春を数えて』(武田綾乃)

以上を持ち帰っている方、なるはやで本棚にお返しください。よろしくお願いします。


どう見てもおとんが赤いジャンパー来て赤鬼のお面をつけているだけなのに、
「おに~あっぢいげぇ~」
ってギャン泣きしながらマメを枡ごと投げつけている3歳児を目撃。
そのあと「○○ちゃん(自分の名前)オニやっつけたよ。とおさんはオニこわくないの?」だって。
控えめに言って可愛すぎる。

また別のところで、
「今日鬼が出るってわかっているのなんで幼稚園に行かなあかんのや」
ってぐずっていた園児がいたらしい。かわいい。


『乗りかかった船』 瀧羽麻子 光文社文庫


「創業百周年を迎える中堅の造船会社「北斗造船」で働く人々の苦悩と奮闘を鮮やかに描く全七編」

大学院で機械工学を学び船を作る仕事がしたいと入社した新入社員は営業部に配属、その後の異動で人事部へ。おかれた場所でやるべき仕事をこなしてゆく意義は?

端的な成長物語でありながら余韻を残すエンディング。最近この人の作品が盛んに入試問題で使われているのもわかる気がする。
(去年『女神のサラダ』(光文社さん文庫化よろしくお願いします)が洛南高校の入試で使われていた。また今年の関東の有名中学校入試でこの人の名前をちょくちょく見かける。)

むかし、『左京区七夕通東入ル』を評して、「(自分の学生時代を懐かしんで最後まで読めたものの)ラストが最初から見えている恋愛小説。リア充爆発しろとか言っている中学3年生は読まないほうが良い」などと書いたことがあったが、こういうしっかりした取材に基づいたそれぞれの人生ステージでの成長物語、好き。


本の話題をもう一つ。

ヤボ用があって東大津高校のHPを訪問したところ、図書館だよりが載っていて、新刊のお知らせがあった。以下引用


『栞と噓の季節』米澤/穂信(集英社) 高校で図書委員をつとめる次郎と詩門は、あ る日、図書室の返却本の中に、押し花の栞を見 つける。それは猛毒のトリカブトで、校舎裏で栽 培されているのも発見され…。「本と鍵の季節」 の続編。
『噓つきなふたり』武田/綾乃(KADOKAWA) 19 歳の朝日光は、小学校の同級生・長谷川 琴葉と偶然再会する。琴葉は当時の担任を殺し たと告白し、そのうえ一緒に逃げてほしいと言う。 しかし光は先生を殺した犯人は琴葉ではないと 確信していた。なぜなら・・・。


(引用終わり)

いいなぁ…(上2冊も文庫待ち)


さて、授業の時間だ.。


小学6年生に算数の「公式集」を与えることにいかほどの意味があるだろうか(SNSで、なんか見た)。
しかも、「弧の面積」はご愛嬌としても、速さの公式が3つ。さらに時速を分速に直すなどの公式が3つ??(ん??なぜ3つ?)
さらに「割合の公式」が3つ(くもわ)に「割合・冨合・百分率」が4つ、「食塩水」はさらに別に公式が(しのうぜ)!!!

ああ、これ算数苦手な子を大量に生み出すやつ。

この子は理解力がないと決めつけて訳が分かっていないまま公式に当てはめて点数を取らせることだけ教えると、その子は遅かれ早かれ詰む。そんなん教育の放棄やん。教える側が絶対やったらあかんことやん。

あっ、つい取り乱してしまいました。失礼しました。

子供が自分の復習のために、自分で「覚えておきたいこと集」を作るのなら歓迎なんやけどね。私の授業でも「これおぼえとこ~(メモメモ)」という仕草はちょくちょく見かける。自分の頭で考えているからね。


なお、「速さ」は、「単位時間当たり進む距離」っていう概念さえ理解しておけばそれでよいし、「割合」って結局「倍」ってことやん、て分かっていればそれでよい。
よほどの子じゃない限り以上の理解で(数字の)簡単なことならできるし、よほどの子なら(そうでない大半の普通の子も)そんなにたくさん公式を覚えられるわけがないだろうに。


それでは今日は、この辺で。


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