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dai さんの日記

[2022-10] 
 
2022
10月 6
(木)
20:01
トップの本棚―続きが気になる
次の日記 カテゴリー  つれづれ
本文

仕事帰り、久々に露天風呂に浸かってみた。そういやコロナ禍になってからめっきり仕事終わりに風呂に行くことが少なくなった。この時間帯は大声でしゃべっている大学生くらいのグループが多く、治安が悪いのである。

岩に体を預けて夜空を眺めると、ちょうど正面に木星が見えた。右を向くと上弦を少し過ぎた月が見えるかと思ったが、さすがに目隠しの壁に阻まれた。


 『くちぶえ番長』  重松清  新潮文庫  

小3学習コースの国語の物語文で、「第9話 ジャンボのなやみ」が採用されていた。
4年生の応援リーダーに立候補したジャンボは上級生に怒られてばかり。ジャンボが休んだある日、ピンチヒッターで応援リーダーをやった「ぼく」に白羽の矢が立った。ジャンボは、応援リーダーをクビになってしまったのだ。

そのことを給食のパンを届けに行くときに、伝えなきゃいけなくなった「ぼく」は、その道すがら大きなため息をつく。話はそこで終わっている。

「続きが気になる。」とは一人の生徒の言。私もめちゃくちゃ気になる。
かくして、新潮文庫を1冊お買い上げ、とあいなったのである。

続き?そんなのここに書くわけないやん。


では授業の時間だ。今日は担当しているGH校国語の話題を。


その小3国語で、今度はテキストに説明文が来る。「芸術ってなんだろう?」である。
そんなんわいもわからん。
何が書いてあるかは読めるが、内容はちっとも頭に入ってこない。
「芸術とはイマジネーションをコミュニケーションしていくこと」、なんて定義されてもねえ。

今一度念を押すが高校入試の論説文じゃなくて(それでも十分難しいかもだが)小3学習コースのテキストの話。
そこで、アルタミラの壁画や、万博公園の太陽の塔をスライドで見ながら、「芸術って難しいねえ」と漏らすしかなかった。

小4はなぜかこのタイミングでファンタジー。ファンタジーだと場面設定さえ理解すればあとは登場人物の心情を追っていくだけだから簡単なんよね。採用されていた課題文に難しい語彙もそんなに出なかったし。感情を表す語をもう少し難しくしてくれたら、と思わないこともないが、まあ、この辺が簡単だと思う人は5年になったら膳所コースに行ってもうちょっと骨のある文を読んでくれれば。

そういう膳所コースも物語文。場面の設定も登場人物の総感化院系(注1)の複雑さも段違いである。まあ、2本とも主人公が同年代の女の子だったから少なくとも女子は感情移入しやすいか。なお、男子生徒の1人は「さっぱりわからん(想像できない)」と言っていたがさもありなん。入院したお父さんがどうなったかを気にしていたが、物語の設定上お父さんは元気に退院する旨伝えたら、それ以上続きは気にならなかった模様。
ワイもそんなに続きは気にならない。気になるなら多分図書館にあるだろうからどうぞ(何なら2本とも学校の図書室に置いていそうな気がする。)

1Zは中学生だから中間テストか。
課題文が教科書そのままだし、ワークも2周(学校と塾の2種類)演習したうえで私から予想問題まで出すし。
というわけでこのクラスは「定期テスト対策」は1コマだけ。2コマ前はプリントで初見の随筆と小説の問題を一本ずつ。解き方の確認を兼ねて演習と「手元解説」を実施した。10月実テでどのくらい進歩がみられるか、それともそんな変わらないか。

なお1年生国語、9月度実力テストの点数(素点)がひどいが、全国平均47点だったとか。70点なら上等(たかだか偏差値63くらいだが)じゃない?
わが1Zクラスの平均点は73点である。今回、詩歌で点数落とした人は気にしなくてよいよ。


それでは今日は、この辺で。




注1:なんだよ「総感化院系」って。「相関関係」のタイポです。失礼しました。

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