プログラミング教室

プログラミング教室へ

ゲストメニュー
ログイン

ユーザー名:


パスワード:




SSL
パスワード紛失
TIME

 

@

TOP  >  TOPブログ  >  dai  >  つれづれ  >  トップの本棚―緑深まる晩夏に

dai さんの日記

[2022-8] 
 
2022
8月 27
(土)
19:40
トップの本棚―緑深まる晩夏に
前の日記 カテゴリー  つれづれ
本文


お知らせ

9月1日から、通常授業時間割(学校がある期間の時間割)となります。ただし、9月1日は水曜日の時間割となります。高校生も同様です。



お盆休みに見た動画で一番ツボだったもの。

積分サークルによる「第2回!理系IPPONグランプリ!!!!!!」

ゲストのたくみさんが絶好調だった、「この周期表イカれてる」。

「べ、別にあんたのために周期表まとめたわけじゃないんだからね!」
(ツンデレ―エフの元素周期表)

「I(ヨウ素)Si(ケイ素)Te(テルル)Ru(ルテニウム)が血文字」
(ヤンデレ―エフの元素周期表)

一面大草原。


 『夏が僕を抱く』 豊島ミホ 祥伝社文庫  

(3年ぶり再読)


栗東校で使った夏期講習国語テキスト、3年生の随筆が豊島ミホだった。進学を機に上京して過ごした4回の春は、いずれもキラキラしたものではなく、淡々と過ぎていったという回想であるこのテキストは素材文のチョイスが良い(個人の感想です)。

異性の幼馴染がいて、高校を卒業して上京し、都会の人間関係の中で子供時代の幼馴染の存在って、どのようなものだろうか。全く想像のつかない世界である。物語は短編6篇からなり、中学、高校、大学あるいは就職してから、子供時代の幼馴染との関係の変化と、それに伴う心情の変化が描かれている。
今回は「らくだとモノレール」がとくに響いた。ここ3年、大阪に遊びに行くことがなかったこともあるだろうか。高3になった幼馴染の「らくだ」はモノレールに乗って駅前の予備校に通い始める。

多摩モノレール、乗ったことが無いのに手に取るように光景が思い浮かぶ。新宿や渋谷に1時間ほどで行けるのに、何かに隔たれたようにあまり遊びに行く人はいないという。たしかにだいたい立川あたりで全部揃うもんね。

解説で綿矢りさをして、「いいな~幼馴染」と言わしめたように、思春期女子の同世代男子に対する恋心とも性欲とも表現しづらいズクズクした感情を描かせたら、この人の右に出る者はいない、とあらためて思う。


さて授業の時間。

9月1日から、高1数学は三角比に入ろうと思う。物理をはじめ、いろんなことの見通しが良くなるだろう。すでにいろいろ伏線は張っているので、ゆっくり回収していこう。
サイン、コサイン、タンジェント。
見かけはいかついが、馴染んでくればなかなか楽しい面々であり、板についてくれば強力な武器となりうる面々である。怯まずついてきてくれたら、そしてしっかり数をこなしてくれたら、と思う。


高校受験国語。2019愛知県は先週紹介した「よろこびの歌」(宮下奈都)を出題。選択問題の練習としてはとてもいい問題だと思うので、自習に来た折ちょこっとやってみてはどうだろう(2020年版電話帳を使えばよい)。まあ滋賀公立は頑なに小説を出さないが。


それでは今日は、この辺で。


閲覧(802)
コメントを書く
コメントを書くにはログインが必要です。