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dai さんの日記

 
2022
1月 13
(木)
15:59
トップの本棚―じつに面白い
本文



大学受験時、センター試験の数学1ではひどい目にあった。誰のせいでもなく、自分が全部悪いのだが。

試験問題に、「PがQであるための〈必要条件・十分条件・必要十分条件・いずれでもない〉」を選ばせる問題があった。現在ならば高1一学期の定期テストで出されるような、ごく基本的な問題である。

「あれ、どうするんやっけ、やり方をど忘れしてしまった。出来るはずなんやけどなあ、どうしよう。」

そこで深追いすることなく、残りのできる問題を淡々とやればよかったのだ。そこで12点落としたとしても、88点ならば大きな足枷にはならない。

しかし、考え込んでしまった。気が付いたら残り20分。普通にやっていたら最後までできそうにない。

そこから、必死で残りの問題を埋めたものの、空回りしていたようで、自己採点によると50点ほどであった(数学2は満点。休み時間の間によくメンタルを立て直せたものだ)。


なぜそこまで深追いしてしまったのか。それはそれまでの半年間、模試などでは満点しかとったことが無かったから(数学は模試の復習などを除いて、センター試験の勉強など一切していなかったと思う)。

そして、「必要条件十分条件」が理解できていなかったのに、模試などの成績からできるものと勘違いしてしまっていたのだ。

そもそも、やり方を覚えてどうにかしようという性根がいけない。理解して納得していればどうということのない話なのである。

最終的には「数学50点マイナス」を二次で捲りきることができたので、結果オーライ、傾斜配点さまさま(センター数学は50点に換算、二次数学は150点満点)だった。


『沈黙のパレード』 東野圭吾 文春文庫


「じつに面白い」は福山雅治扮する湯川教授の決め台詞とされているが、たぶんドラマの中だけであろう。

久々のガリレオシリーズを楽しみつつ、「じつに面白い」カウンターを発動させたところ、湯川教授が「じつに面白い」と言ったのはパレードを見物するシーン(文庫p137)の1回だけである。たぶん…


本シリーズについては多くを語る必要はあるまい。足掛け21年、シリーズ9作目。

湯川教授によるアリバイ崩し、安定のどんでん返し。

2022年9月映画公開だそう。



きょうの授業はお休みです。それではまた。


本棚からのお知らせ。


『数字であそぼ』7巻が出ました。しばらく(1月いっぱいくらい)はGH校に置きます。
『決してマネしないでください』1~3巻。科学実験のお話。とりあえず栗東校において様子を見ます。

文庫、新書は持ち帰って読んでもかまいません(1週間程度で本棚に戻しておいてください)。
参考書・単行本・マンガは塾内限りとし、建物外に持ち出さないでください。

おもしろい本があったら是非教えてください。また、リクエストもお待ちしております。





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