プログラミング教室

プログラミング教室へ

ゲストメニュー
ログイン

ユーザー名:


パスワード:




SSL
パスワード紛失
TIME


@

TOP  >  TOPブログ  >  dai  >  つれづれ  >  トップの本棚―ピアノソナタ第32番

dai さんの日記

 
2021
9月 11
(土)
09:43
トップの本棚―ピアノソナタ第32番
本文


中学校の歴史の教科書p287には二つのビルが燃えている写真が載っている。右側のビルの80階あたりには大学時代のクラスメイトの一人K君の勤めていたオフィスがあった。写真のとき(注1)には非常階段を降り始めたころだろうか。数日後の報道で、彼は無事に脱出できたことが伝えられていた。

彼は私と同じ法学部6組でロシア語再履修組の一人である。ロシア語は確か2限目だったので、そのあと吉田南(注2)で昼食を食べ、いろいろな会話をするのはごく日常のことだった。

そう、大学生が午前の授業のあと連れだって昼食を食べ、おしゃべりをするというのはごく当たり前の日常であった。現在の大学1,2年生にとってそれが当たり前の日常でないのは、何とも気の毒なことである。



『もういちどベートーヴェン』  中山七里  宝島社文庫   


物語の主人公、二人の司法修習生天生(あもう)高春と岬洋介は同じクラスの同じグループになり、何かと会話を交わす。当たり前のことなのだが当たり前ではない。去年とか今年の司法修習ってどうやっているのだろう。座学はやっぱりリモートなのかな?


二人はさいたま地検で検察修習をするのだが、そこで担当した〈川口絵本作家殺人事件〉で、物的証拠がたくさんある中で被疑者が否認を続けていることに疑問を持った岬は、修習生の分を越えて事件に首を突っ込んでしまう。


「ベートーヴェン「ピアノソナタ第30番」は序奏なしでいきなり始まる。」
こんな書き出しで始まる物語の魅力の一つは演奏シーンの描写である。
ミステリの書き出しで突然何言ってんの?と言われそうだが実は重要な伏線になっているのだ(ネタバレはしない)。

YouTubeで「ピアノソナタ第30番」を検索しそれを流しながら本文を読むことにした。
描写のすごさがよくわかる。

すると、「あなたへのおすすめ」の1番目にしばらく「ピアノソナタ32番」が挙がるようになった。実際この曲もまた、物語後半で重要な意味を持ってくることになるのだが…。

YouTubeのAI、天才かよ。


既に900字。手短に授業の時間だ。


直近に実施した中3社会の確認テスト、左半分は歴史の復習、右半分は統治機構である。

歴史の並べ替え問題は、いわゆる「歴史の流れ(因果)」が頭に入っているかを試す格好の問題であり、けっして年号を暗記しているかどうかを試す問題ではない。

問題:次のア~エのできごとを、時代の古い順に並べなさい。

ア 甲午農民戦争
イ 三・一独立運動
ウ 伊藤博文暗殺される
エ 江華島事件

アは日清戦争のきっかけとなった事件、イは第1次世界大戦後の朝鮮半島の独立運動。そう、独立運動が起きるということはどこかの植民地になってたということ。ウの事件は統監府のあと、そのあとに韓国併合。エは明治の初めのほうやね、西郷隆盛が征韓論を唱えたが欧米に追い付くのが先だとかで政府を追われたが、結局…。


21世紀の問題を一つ入れてみた(高校入試で聞かれることはあんまりないよな、と思いつつ)のだが、提示した4つの事件のうち、9.11が一番昔(20年前!)の事件であり、ロシアのクリミア侵攻(2014年)が一番最近である。クリミアの事件は授業で話していなかったが知ってるかな?と思って聞いてみたのだが、残念ながら誰も知らなかった。

因果を、とは言ったけどこの2件は直接つながらないよな。単なる知識問題になってしまっていて、テストの問題としてはあんまりよくなかったな、と反省。




注1:南ビルに旅客機が突っ込んだのは、北ビルから20分ほど後のことで、教科書の写真はその瞬間をとらえたものである。

注2:法学部は本部キャンパス。語学などの一般教養は吉田南キャンパスである。東一条通という片側1車線の道を挟んだ向かいとはいえ、遠く感じたなあ。
閲覧(156)
コメントを書く
コメントを書くにはログインが必要です。