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ＧＷお休みも明け、１週間。そろそろ、新しい学年の生活にも慣れ、自分のペースをつくり始められる時期になった。今春からトップに入ってきた生徒も、丸２か月が過ぎ、こちらも「慣れてきた姿」を見て一安心。

小学生は、漢字満点を絶対の目標に！こっこーは、いつも生徒に言い続け、自分自身も確実に点数をとらせるために、授業の前から、「漢字練習せい！」と口うるさく言い続ける。とにかく、みんなが満点にならないと、先生自身も「失格」だと考えているので、気合を入れるのである。塾は点数をとらせることが、至上目的なので、一切の妥協はない。たとえ、生徒に嫌われようが・・・生徒が泣きじゃくろうが・・・である。

しかし・・・である。塾として、求められるものが「点数」「学力」でないことが、懇談等でたまーに発覚する。「そこまでやっていただかなくても・・・」とおっしゃる保護者もいる。でも、それじゃー、正直、お金をはらって通わせる意味がない、と思う。こちらも、命がけで子どもの人生を預かるわけだから、相当の覚悟で臨む。

温度差を感じることがあるのだ。

中学生では、「居残り」について、同じように「やりすぎでは・・・」とご意見をいただくことがある。この場合、まず、「居残り」をしているようでは、成績が伸びないのだ、と説明。ご理解いただくのだが、毎度毎度重なると、「もう少し、楽に勉強はできないものか？」と親子でお考えになることもしばしば。

先日、菜畑校で、コッコーは２年生にかなり檄（げき）を飛ばした。正直、こちら側も、体力がいることで、できれば、何事もなく「楽しく」やりたいところ。しかし、こちらが命がけでやる以上、生徒にも相応の姿勢で臨んでほしい。妥協してほしくない。結果、授業に臨む姿勢が良くなった。

授業の前に、宿題についてしっかり質問を個別にして、授業中もさらに質問して・・・居残りの時間も、自分で考えて、考えて、考えて、わからないところの質問ができるようになった。正直なところ、感心している。菜畑校中２生がこのブログを読んでいるなら、褒めておこう。がんばっとる。

最初から、誰にでもできることではない。やっと、「学習」のスタートラインに立てたことは、非常に大きな進歩だ。継続は力なり。ここから、続けていくことがどれだけ難しいか、思い知ることになるだろうけど、おおいに奮起して、がんばってほしい。

中１生の「居残り」も各校舎で、少しずつ時間を調節しながら始まっている様子。でも、「居残り」の意味は全然わかってない。まず、「居残り」は、できなかったところの補習ではないということ。塾では、授業を受ける以外に、勉強はしなくて良いはず。なぜなら、家で、しっかり勉強する習慣を身につけないといけないから。楽しそうに「残って勉強しよう！」とか、休み時間に「わいわい」モードでは困る。

塾は、勉強をするところではない。家でどれだけ学習できているかを「的確に診断」し、「的確に補強」するところだ。塾にいるときだけ勉強しても、成績が伸びない理由はそこにある。塾などに頼ってはいけないのだ。まして、「居残りをがんばる」などというのは、愚の骨頂だね。

同じ居残りでも、「意図的に先生が居残りを課す」場合がある。ここは、苦手だからプラスアルファで、「強化」しておこう。生徒一人じゃこの作業は難しいだろうから・・・という場合。これは、楽しく、かつ真剣にやればいい。本日の菜畑校中３生の国語の居残りはそんな感じだったな。一つのテーブルにみんな輪になって座り、なっちゃんが、「こんな場合どう？これは？」と一人一人に口頭試問してる。

中１生には、中２生・中３生の学習に対する姿勢を見習ってほしい。まあ、がやがややってるように見える生徒もいるが、結構、しっかり直しとか取り組んでるのだ。

居残りは決して楽しいものではない。できれば、ないほうがいいし、とっとと家に帰りたい、嫌だ！と思う存在でないといけない。じゃないと、だらだら居残りする「塾にきてるだけで成績のびない」人間になってしまう。


小学生は、漢字満点合格！
中１生は、居残りにならないように家庭学習の習慣を身に付ける！


できていないようなら、できるようにこちらも態度で示します。だって、勉強させる「プロ」ですよ、こっちは。しかも、命がけ。妥協はしませんので、心あたりの生徒は注意。

保護者様も、塾の方針へのご協力とご理解、あらためてお願いいたします。

ここから、夏休みまで、まだまだ長丁場です・・・

トップ進学ゼミ菜畑校　にわとり担当こっこー Arrivederci!
ちょっと自慢できること　早起きが得意（にわとりだから）