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こっこー さんの日記

 
2012
11月 20
(火)
04:50
nabata特急1119
本文
学校の授業のペースが速い!

中学1年生の生徒が、毎年感じる時期である。

当たり前のことで、1学期にゆっくり進んだペースを

通常ペースまで追い付く「必殺技」である。


全体の時間配分を見越して、1学期から進度が速めだった学校も、

ゆっくり進んできた「はず」の別の学校に一気に追い抜かれる。


塾には、いろいろな中学校の生徒が、来ているから、

この学校の「レース」は非常に興味深い。


1学期、テスト対策時に、学校ごとにかなりのずれがあったテスト範囲も

この時期に、なぜかほとんどそろっている・・・


「1次方程式の応用が、二時間で終わった!」とか

「グラフは、あんまりくわしくやらなかった!」などなど、

生徒は逐一、学校の授業の「加速」ぶりを報告。


「はぁ・・・」とため息こっこー。


生徒が苦労するところに限って、加速するのだ。

理由は簡単。

「生徒がつまずくと、説明に時間がかかる。さらっと、終わらせよう!」ってね。

教科書が新しくなって、難しい問題も増えたのに・・・


塾で、学校の予習をしても、

しっかり学校で「復習できる授業」じゃないと・・・

結局、復習も塾でやるはめに・・・


「塾に行ってない子はかわいそう・・・」

塾生は、口々にいう訳。

「君らは、しっかりやってるから問題ないじゃないか。」とこっこー。

「そうやけど・・・」と納得するも、なにか腑に落ちない生徒。


子どもなりに、学校の授業の心配をしているのだ。

まあ、学校では「基礎」を、塾では「応用」をという時代ではなくなった。

昔、塾は学校の先生によく言われた。

「塾は、とにかく点数をとるために、公式を覚えこませ、
 学習の本質を教えない。生徒を点取りマシーンにするな。」

今の学校はどうか?

生徒の話を全て信用することはできない(笑)が、

「これ便利やぞ!」と高校生でないと証明できない公式を板書し、
「覚えとけ。」という数学の先生。

「とりあえず、テスト範囲まで読んどいて。テストまで時間がないので。」と
授業をすすめる社会の先生。

「これは、水銀や!あぶないぞ!気を付けて、みんなで回しながら見て。」というだけで、
実験の意味や、意義を説かない理科の先生。


学校の先生を批判する気はない。

このように、公式を簡単に押し込んでしまう「学校の先生」が見られる

ようになったのには、塾でアルバイトをしていた経験がある先生が増

えたことも理由としておおいに考えられるからだ。



しかしながら、生徒の学力を上げる職に従事するこっこーとしては、

首をかしげる話があることは事実。




学習における主役はだれなのか?


もちろん、教える先生ではない。

教わる側の生徒に決まっている。


生徒の学力を上げることのみが、「先生」とよばれる者の職務であろう。


我々の塾では、1週間で1科目にかけられる時間は、70分。

学校では、数学などは4、5時間

1時間の授業は、50分だから・・・

200分から250分

少なく見積もっても、3倍の時間数がある。

塾での約1か月分が、学校の1週間分である。


時間に余裕をもって、せめて

「加速」しないように、

1年通しての「カリキュラム」を組んでほしいものだ。

工夫をこらした「カリキュラム」の結果が、今の状況であれば、

甘すぎはしないか・・・・


我々の感覚からいえば、とっくに首が飛んでいるのだが・・・


うちに通う生徒にだけは、迷惑がかからないように!と、自分に言い聞かせる。


       トップ進学ゼミ菜畑校 にわとり担当こっこー
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