@
dai さんの日記
2026
9月
20
(日)
11:52
本文
以下の記事中に登場する人物は、架空のものであり、特定の生徒を念頭に置いて書いたものではありません。あくまでも公表されているデータを参考にして、daiが創作したものです。
今の時代、ちょっと態度を指摘して強く小言を言うとパワハラだと言われるようになった。
本人の自主性に任せ、「自由」にさせることが是とされるようになった。
いっぽう、「自由」の残酷な側面が社会で顕在化するようになった。
新卒新人は、一握りの優秀な層と、多数のいつまでたっても仕事ができない(そしてその一部はそれを上司のせいにしてすぐやめていく)層に二極化していく。
そんなのは30年前もそうだったじゃない、と言われれば確かにそうだ。
だがその傾向はZ世代が社会人になった最近顕著になった。
何が言いたいかというと、
「自分を律して、自分で学び、自分で積み上げられる人間はどこまでも伸びる」
いっぽう、
「それができない人間は、誰にも引き上げてもらえないまま、静かに落ちていく」(注1)
つまり、「自由だから、自ら求めなければ、誰も助けてくれない」世の中になったということである。
「怠惰で宿題をやって来ない人は、黙殺します。確認テストの出来次第で(たんに点数ではなくて、どの問題が出来ていないかという点で)わかります。早めに自覚して、周りに助けを求めてください。私は基本塩対応ですが、助けを求めている人を見捨てることはしません。」
「宿題の一部がわからなくてできなかった人は、どうぞ遠慮なく質問してください。自分で考える力を付けたいので、最初から一から十まで教えることはしませんが、反応を見ながら丁寧にヒントを出しながら、引き上げていきます」
「良い質問はクラスみんなで共有します。あんまり表立っては褒めないけど(たまに個人成績に「よい質問でした」とコメントしていたりします)、内心、この子は出来る子だと思っています」
以上、よろしくおねがいします。
それでは早速、授業の時間だ。
ケース1 Aさんの場合。
中学校の成績はオール5というのは言い過ぎで、美術だけ3。絵心が壊滅的になく、周りの友人からはA画伯などとからかわれていた。性格はまじめでコツコツタイプ。膳所高校には特色で難なく合格し(特色は学力試験で差がつきにくく、案外内申勝負になりやすい)、進学した。
1年生の最初の定期考査は360人中120番くらい。中学時はまったく問題のなかった数学、とりわけ数学A(膳所ではMAという)の点数がもうひとつだったという。とはいえ平均点を10点程度下回る程度だったのだが…
時は過ぎ大学入試、高3の初めごろまでは周りに流され京大経済を第1志望にしていた。それまで高校内の席次は100~150番をウロウロ。だんだん理想と現実のギャップに直面し志望校を下げ、神戸大経営に出願。併願の私大として同志社2つ、立命館2つを受けた。
結果、センター試験(当時)は75%程度、同志社×、立命館○で、神戸大も×。
膳所ではこのような結果になった場合、浪人してもう1年今度は京大を目指す、という生徒も少なくないが、彼女は家庭事情から浪人できないので、そのまま立命館に進学。それなりにキャンパスライフを満喫したようだ。
解説しよう。
膳所高校では公式には「進路実績」という名の「大学入試合格者数(私立大学はおそらく延べ数)」が公表されているが、進学者数は公表されていない。
各大学の合格者人数当から推測するに、
「同志社○→京大×→神戸大後期」
「立命館○→同志社×→大阪大、神戸大あるいは大阪公立大×」
というパターンが、それぞれ数十人程度いてそう。
そしてそのほとんどは、「膳所で真ん中より上位(ただしトップオブトップではない)」層だと思われる(根拠がないわけではないが、ここでは伏せる)。
そのうちおそらく半数以上が浪人するいっぽう、特に文系学部合格の女子ではそのまま同志社、立命館に進学することが多いとみられる。
ケース2(高1で出遅れてしまったケース)など、次回以降に続きます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは今日は、このへんで。
注1:『Z世代はもう雇わない』なぜ企業のZ世代の採用が激減しているか@社会のウラガワ(YouTube)より引用
今の時代、ちょっと態度を指摘して強く小言を言うとパワハラだと言われるようになった。
本人の自主性に任せ、「自由」にさせることが是とされるようになった。
いっぽう、「自由」の残酷な側面が社会で顕在化するようになった。
新卒新人は、一握りの優秀な層と、多数のいつまでたっても仕事ができない(そしてその一部はそれを上司のせいにしてすぐやめていく)層に二極化していく。
そんなのは30年前もそうだったじゃない、と言われれば確かにそうだ。
だがその傾向はZ世代が社会人になった最近顕著になった。
何が言いたいかというと、
「自分を律して、自分で学び、自分で積み上げられる人間はどこまでも伸びる」
いっぽう、
「それができない人間は、誰にも引き上げてもらえないまま、静かに落ちていく」(注1)
つまり、「自由だから、自ら求めなければ、誰も助けてくれない」世の中になったということである。
「怠惰で宿題をやって来ない人は、黙殺します。確認テストの出来次第で(たんに点数ではなくて、どの問題が出来ていないかという点で)わかります。早めに自覚して、周りに助けを求めてください。私は基本塩対応ですが、助けを求めている人を見捨てることはしません。」
「宿題の一部がわからなくてできなかった人は、どうぞ遠慮なく質問してください。自分で考える力を付けたいので、最初から一から十まで教えることはしませんが、反応を見ながら丁寧にヒントを出しながら、引き上げていきます」
「良い質問はクラスみんなで共有します。あんまり表立っては褒めないけど(たまに個人成績に「よい質問でした」とコメントしていたりします)、内心、この子は出来る子だと思っています」
以上、よろしくおねがいします。
それでは早速、授業の時間だ。
ケース1 Aさんの場合。
中学校の成績はオール5というのは言い過ぎで、美術だけ3。絵心が壊滅的になく、周りの友人からはA画伯などとからかわれていた。性格はまじめでコツコツタイプ。膳所高校には特色で難なく合格し(特色は学力試験で差がつきにくく、案外内申勝負になりやすい)、進学した。
1年生の最初の定期考査は360人中120番くらい。中学時はまったく問題のなかった数学、とりわけ数学A(膳所ではMAという)の点数がもうひとつだったという。とはいえ平均点を10点程度下回る程度だったのだが…
時は過ぎ大学入試、高3の初めごろまでは周りに流され京大経済を第1志望にしていた。それまで高校内の席次は100~150番をウロウロ。だんだん理想と現実のギャップに直面し志望校を下げ、神戸大経営に出願。併願の私大として同志社2つ、立命館2つを受けた。
結果、センター試験(当時)は75%程度、同志社×、立命館○で、神戸大も×。
膳所ではこのような結果になった場合、浪人してもう1年今度は京大を目指す、という生徒も少なくないが、彼女は家庭事情から浪人できないので、そのまま立命館に進学。それなりにキャンパスライフを満喫したようだ。
解説しよう。
膳所高校では公式には「進路実績」という名の「大学入試合格者数(私立大学はおそらく延べ数)」が公表されているが、進学者数は公表されていない。
各大学の合格者人数当から推測するに、
「同志社○→京大×→神戸大後期」
「立命館○→同志社×→大阪大、神戸大あるいは大阪公立大×」
というパターンが、それぞれ数十人程度いてそう。
そしてそのほとんどは、「膳所で真ん中より上位(ただしトップオブトップではない)」層だと思われる(根拠がないわけではないが、ここでは伏せる)。
そのうちおそらく半数以上が浪人するいっぽう、特に文系学部合格の女子ではそのまま同志社、立命館に進学することが多いとみられる。
ケース2(高1で出遅れてしまったケース)など、次回以降に続きます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは今日は、このへんで。
注1:『Z世代はもう雇わない』なぜ企業のZ世代の採用が激減しているか@社会のウラガワ(YouTube)より引用
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