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TOP  >  TOPブログ  >  dai  >  つれづれ  >  トップの本棚―上京するということ

dai さんの日記

 
2026
1月 21
(水)
18:26
トップの本棚―上京するということ
前の日記 カテゴリー  つれづれ
本文



去年の7月に「選挙が近いのでつまらないことばかり言う」の中で
『ぼくたちの卒業写真』(天川栄人 文研社)を紹介し、
「来年の入試で使う難関私立中学、絶対ありそう」
とコメントした。

はたせるかな、17日の甲陽学院中で出題されていた。
そらそうよ、お~ん(阪神タイガース岡田元監督並みの感想)



『やさぐれるには、まだ早い!』  
豊島ミホ メディアファクトリー
(注1)

大学が、あるいは新卒すぐ東京で一人暮らしってどんな感覚だろう。
それは、本来の意味の「上京」(いや、「上洛」か)、つまり大学生時に京都で下宿、というのとは、きっと全然違うものだろう。

大学進学を機に上京し、20歳で作家デビューした著者の、「一人暮らし」にまつわるエッセイ集。

実は、一部校舎の中3夏期講習テキストで、本書の中の、「上京して毎年見ていた神田川の桜」のエピソードが使われている。 

出典元を、所用の出先で立ち寄った図書館で、たまたま見つけた。


小さいときに、大事にしていたぬいぐるみか何かを捨てられたトラウマから、物を捨てられない、というエピソードのなかで、彼氏にプレゼントするなら自分の色を出さない、かつ捨てられないものを贈る、とあった。
同棲していたときのエピソードで、彼氏のテロテロのパンツのくだりで盛大にコーヒーを吹いた(注2)。

豊島ミホを取り上げるなら、エッセイじゃなくて小説にすべきだと思わなくもない。

「成瀬」シリーズの作者、宮島未奈をして「人生で最も影響を受けた本のうちの1冊」と言わしめた、『檸檬のころ』(注3)など、中学生に読ませたいかどうかは別にして、素晴らしい作品が数々ある。

なお、滋賀県立高校はおそらく小説は使わず、エッセイを出すだろう。それも、1,600字くらいに切り取った短いやつ。尺の都合である。

勿論当てにいっているつもりはない。「彼氏の10年物のテロテロのパンツ」のくだりとか高校入試に出せるわけがないからである。



それでは授業の時間だ。

時節柄、先日実施の共通テストについてひたすら文句を言うのが通例だが、文句を言いたいことが出てきたので、今日はこちらを言及。


京都大学 国際卓越研究大学 認定へ

誰のため?なんのため?

大学院は全部英語で授業をするらしいけど、日本語で教育、研究の警鐘をすることを捨てたという理解で合ってる?

これから母校のことをポチ大(文科省のポチ大学)と呼んでいいですか。

ノーベル賞を目指す理系研究者志望の高校生各位は、阪大か名古屋大にでも行った方がええんちゃう?知らんけど。

失礼、つい取り乱してしまいました。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは今日は、このへんで。






注1:今回は図書館本です。近江八幡市立図書館所蔵。残念ながら草津市立図書館はこのへんの蔵書が弱い、とおもう。『ぼくたちの卒業写真』はさすがに草津の図書館(本館・南館とも)置いてある。

注2:比喩表現である。図書館に飲み物を持ち込むなど言語道断、そんな行儀の悪いことをするわけがない。

注3:「トップの本棚」では、2021年12月25日「春夏秋冬」で紹介。「当時R南(伏字になってない)高校生だったJKが書いた地元図書館便りに載ったエッセイがバズった」という話でこの本を取り上げた。



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