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dai さんの日記
2025
12月
5
(金)
20:37
本文
対義語は…いや、何でもない(注1)
都庁ピアノ(ストリートピアノ)で、ガーシュウィンの「ラプソディー・イン・ブルー」を奏でている少年を見た。年の頃12、3歳といったところだろうか。
人生何周目?という大人びたパフォーマンスはかっこよかった。演奏後、拍手に答えるお辞儀は無邪気な男の子のそれだった。
『いまこそガーシュウィン』 中山七里 宝島社文庫
気怠そうなクラリネットの音色が、どこかで聞いたことのあるフレーズを奏で、追いかけてきたホルンが重なる。トランペットを合図にピアノが起き抜けの朝を表現する。
カーネギーホールで、ピアノ2台で演奏される「ラプソディー・イン・ブルー」は実現されればどんなパフォーマンスになったのだろう。想像するだけでもわくわくする。
アメリカ屈指のピアニスト、エドワードは物語のヒーロー、岬洋介をセカンドに迎えたコンサートをすることになる。BLM運動が全米に広がる中、黒人音楽を愛したアメリカ人作曲家、ガーシュウィンの名曲を演奏することを試みる。
一方、白人至上主義の新大統領の暗殺計画を企てる〈愛国者〉は着々とその計画を進めていた。
物語はピアニストのエドワードの視点と、〈愛国者〉の視点が交錯して進む。エドワードのコンサートに臨席した新大統領夫妻を標的として、暗殺計画は実行されようとするが…
なお、ヒーローは今度はチャイコフスキーを演りに、モスクワへ飛ぶことになっているらしい。楽しみなことだ(単行本はついこないだ発売されたようだ。文庫が出るまで待つ予定)。
それでは、冬期講習の時間だ
全範囲が恙(つつが)なく終わった中3理科では、入試問題を素材として編集されたテスト形式の教材を使用し、テストゼミ形式で進める予定。全範囲を俯瞰して、各々弱点補強と最後の仕上げに取り組んでもらいたい。
中1数学は復習中心。方程式の文章題(式の立て方、文字式の使い方)、比例と反比例(グラフと応用問題)、平面図形の基礎(おうぎ形の面積など)を演習、基本的なことを確実にできるようレベルアップを図る。
とはいえ現塾生は、文章題と比例反比例の定期テストではしっかりと点数をとれていた(注2)から、冬期講習でも通常授業同様、発展的なトピックや頭をしっかり動かす問題にもチャレンジしてもらおう。
それでは今日は、このへんで。
注1:タイトルを書いた後に、おもしろい回答が思い浮かばなかったのでやめた。
「トランペットは金管楽器」だと語呂だけで浅薄だしなあ。
注2:トップが99点でビリが83点(12月2日判明分まで)の模様。難易度次第だが、中学校入学当初のことを考えればそれなりに底上げはできていると自画自賛。
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