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TOP  >  TOPブログ  >  DANZEN  >  生徒達  >  さぁ心気一転、元へ、新気一転?

DANZEN さんの日記

 
2010
3月 19
(金)
18:47
さぁ心気一転、元へ、新気一転?
本文


本日より新年度の授業がボツボツと始まります。
新しい生徒の顔を見るとまた今年も頑張るぞっ!と気持ちも新たになりますね。

気持ちが新たになので新気一転なのです。。。って大嘘ですね。
しんきいってん、漢字テストでよく出ますね。ちゃんと見抜けましたか?


正解は心機一転です。「心機」は「心の働き」のことなんですね。すなわち「気持ち」のこと。
気持ちを1回転させる。ガラリと変えるということです。


今日は気持ちの切り替わらない生徒を切り替えてやる日でもあります。
私はその気満々。

授業1時間前に来た生徒達が居ます。さすがは中学受験クラス、勉強熱心だなぁって、とんでもない。

時間の大半はおしゃべりに費やします。少しは勉強もするんですがね。
ただ、その少しの勉強だけで受験学年が許されるとは「甘い」のです。

気持ちを切り替えて貰わねばなりません。


案の定、1学年下の生徒と共に塾を脱出。
---UnderThisSeparatorIsLatterHalf---



「あーあ可哀想に」と思いつつも「しめしめ」とも。

行き先は分かって居るのです。セブンイレブンに違いないのだ。


店の中で説教するのは嫌だから表でスタンバイすること数分。
下の学年の男の子が出てきました。

「なにしてんの?」にこやかなDANZEN

少し戸惑いがあったのだが、にこやかな私の問いかけに少しだけ警戒心を解き放ち「勉強の前の気合い入れっ!」とその生徒。

彼の頭は勉強以上にフル回転したに違いありません。

「塾長がいる」
「ヤバイ」
「あれ?にこやかだぞ?たまたま出会っただけ?それならなんと答えるべきか?」

3行目のエマジェンシー思考ユニットが導き出した答えが「勉強前の気合い入れっ!」なのでした。それも私に負けずににこやかに。


にこやかな表情を一変させて「言ってる意味が判らん」

即座に固まる男の子。

再度トーンを変えずにDANZEN。「言ってる意味がサッパリ判らん」


彼の頭の中では警報が鳴り響いて居るんでしょう。しかし思考ユニットからは煙が出てしまった模様。
ただ、目をキョロキョロして挙動不審この上ない。

こんな場所で四の五の言っても始まらないので「他にも居るよな。出てきたら塾に帰って、私の所に来なさい」とだけ言い放ちUターン。

店の前に止めた車の中で、焼きそばを頬張っているスウェットの若いカップル、箸を持つ手が止まっております。
おそらく「何が起きてんの? 関係は? 因縁でも付けたの?」みたいな疑問で一杯なんでしょう。

私は言いたい。「焼きそば口から垂れてんぞ」と。


ま、そんなカップルの見開いた目を眺めながら退散です。


塾で待っていると帰ってきました。殊勝な(しゅしょうな)面持ちで「スイマセン」と。

こう言われれば私としては許すより他ありません。


今はね、お母さん、謝れない子が多いのよ。知ってます?


決してみのもんたじゃありません。でも、信じてください。ホントに謝れない子が沢山います。

だから叱って、諭して、こちらの真意が伝わった後で「失敗したと思ったら「ごめんなさい」と謝りなさい。君たちは子どもなんだから、同じ過ちを繰り返さない限り許してもらえます」と教えてあげないといけないんですよ。


ところが、この生徒達は先手を打って謝ってきた。

勿論許します。当然です。


しかし、私の新たなスイッチがONに切り替わるのでありました。

すぐに謝る生徒の大半はあんまり反省しておりません。はい、これも事実。
子どもなりの拙い(つたない)処世術なのであります。

しかしなぁ、残念なことにおいちゃんには通用しないんだよなぁ。
取り敢えずスイッチを入れて待つことに。



15分後です。

お菓子を食べてます。教室で。
後から来た子にもあげてます。教室で。

出ていこうかとも思いましたがここは辛抱。だって、彼女らとはこれから1年間、じっくり付き合っていくことが出来るから。受験学年の算数担当はDANZENなのだっ。ぱんぱかぱぁん。


一方、下の学年の男の子。一向に勉強する気配無し。後から来た生徒がボチボチと勉強を始めているにもかかわらず。。。
この子はさっき「塾は勉強するところなのにお菓子を買いに行ってスイマセン」と自ら謝ったばかりです。
言ってることとやってることが違うんですが、そこは子ども。今そこにある危機を乗り越えれば万事OKなのです。

ですから私もこの程度では出ていきません。こういう状況もインプットしておきながら放置です。
絶対にやらかしてくれる筈だから。


授業が始まりました。私の狙いは2コマ目。
集中力が切れているに違いないのです。

授業が始まってすぐ、チェックをすると

はやいっ

早すぎだろって思わず突っ込んだほどです。

隣の生徒と手紙の交換ごっこをしております。
それに気付かん先生もどうかと思いますが、ここはしっかりと指導を致しますのでひとまずご勘弁。
初回の授業ってのは生徒を叱りにくいのは事実なので。
初回から叱れるのは私やじい様くらい?


今度は出動です。徐に(おもむろに)教室に向かい、二人の元へ。ちょっと外へ出てきなさいと命じます。
ここから先は本気レベル1で叱ります。本気レベルは10まで用意しております。
だって、この1回でお利口になるなんて事はないんだから。

戦いの1年がスタート、心機一転せざるを得ない事情もあるわけですね。がんばるぞー。


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