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dai さんの日記
2023
3月
24
(金)
22:48
本文
入試ぎりぎりまで試験があり、単位認定に1カ月近くかかるとある大学の卒業式が、本日(3月24日)挙行された。お昼のローカルニュースでその一報を聞き、あ、そうか、今日が卒業式やったんか、と気づく。
ちいかわ5人組、いやどう見ても「でかつよ」5人組。
インタビューで
「みんないい顔で卒業できそうかなと思います(ちいかわマスクでお互いの顔見えてないやん)」
とのコメント。前途に幸あれ。
別のチャンネルでは、カーキ色のトレーナーを着たひげ面のお兄さん(びっくりするほどゼレンシキー大統領のそっくりさん)、左手には「卒業」と記されたしゃもじ、右手にはうまい棒2本。
そんな今日、ロシアさん、今頃になって「しゃもじ」の真意に気づいたらしく激おこ、とのことだが、ほんとに?(真偽不明:中国との関係でどうのこうの、という誰かの分析に説得力を感じていたのだが以下略)
え、ワイ?約四半世紀前のことだが、学位記をもらいに普通にスーツ着て行ったに決まってるやん(当時は体育館だった)。
KUSO(注1)による「ニュルンベルグのマイスタージンガー」の生演奏、最高やった(それしか覚えていない)。
『Iの悲劇』 米澤穂信 文春文庫
ある地方都市の山奥の廃村に、Iターンによる移住者が募られる。一時は数世帯の移住者が村をにぎやかすも、不可解な事件が起きては一軒、また一軒と住民が減ってゆき…
各章で感じたわずかな違和感、あれ全部伏線やったんか(衝撃)。
では、授業の時間だ。
新高2数学は、日程の関係上休む人も多かろうと、「高次方程式」などの復習問題をセット(言うて休んだ人は1人、2人)。
そのうちのとある1問は、
「1の3乗根のうち実数でないものをωとおくとき、次の値を求めよ」
というド定番の問題。まずまずの出来だったが、
「(1-ω+ω²)(1+ω-ω²)の値」
は少々苦戦した生徒もちらほら(決して印刷ミスではない。展開してみて、お、おうってなるかも)。いっぽう、すんなり「4」を導いている優秀な生徒も。
授業でコメントした通り、これは「複素数平面」(数Cか)への布石。オイラーの公式への一里塚である(数カ月ぶりn回目)。
最後の1問は見た目がチョイ「いかつい」3次方程式。そのまま力任せに展開して解こうとすると定数項が36になり、因数定理を使おうにも少々骨が折れる…
文字を置き換えてちょっとでも「やさしく」したい。
これも「本問を解くのに直接必要ではないが、本問の3次関数グラフにすると?」と前置きして、「微分」のことを少々先取り(これも数カ月ぶりn回目、特に土曜日の物理を受講している人はそろそろ聞き飽きているのでは?
新高1は英語からスタート。
私がもらっていた時間割と受講案内の時間割、英語と数学が逆だったようで、数学のみ受講予定の方々にはご迷惑をおかけしてしまった。まことに申し訳ない。
ボキャブラリーチェック(7~10段の名詞、形容詞)の後、語彙を増やすための要領と,英語を前から読み下すことが出来るようになるための練習方法についてレクチャーした。
英語は表音文字である。「聞こえてくる(書かれている)英語→意味」を覚えるのが先。
正しく音読できれば、つづりは(若干の例外を除いて)後からついてくる。
いわゆる5文型(注2)、大事。一度身についたら、次を予測しながら左から右へ英文が読めるようになってくる。「Sは?Vは?」が無意識レベルで出来るようになるのが目標。
授業では日本文との比較(日本文には文型がいくつあるか?)みたいな小ネタをはさみつつ。
そして、「文型」以前に「品詞」がわからないと始まらない、ということを指摘。
授業のラスト15分、リスニングに役立つ表音法を少しだけ紹介。特にアメリカ英語は独特である(ヌートバーさんの英語、めっちゃ聞き取れない)。
たとえば、”Get out of here.”ってどう聞こえる?
今回の授業のエッセンスとして、
以前本ブログで紹介した倉林先生の『英語の学び方』から、次の例文をどうぞ。
The old dog the footsteps of the criminal.
「Sは?Vは?」
「辞書を一回だけ引いてよいとしたら、どの単語をひく?」
それでは今日は、このへんで。
注1:Kyoto University Symphony Orchestra
注2:方便かもしれないが、正直これが一番理解しやすいと思う。
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