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dai さんの日記

 
2022
8月 5
(金)
21:51
トップの本棚―大学生はやっと夏休みか。
本文


SNSのタイムラインに「採点終了」とのつぶやきが散見されるようになった(注1)。そうか、2学期制の大学はやっと夏休みか。
たとえば我が母校、京大法学部では昨日まで前期試験だそうで、先週ぐらいは早く試験が終わる他学部生に向けて、後生だから俺を遊びに誘うな(注2)という呪詛がタイムラインに溢れていた。

まあ、わぁい夏休みってはしゃいでるのは、一部文系学部の下回生だけなのだけど。

なお対面でのオープンキャンパスは今年も中止になった模様。そうそう、さっき授業中(同訓異字に「ととのえる」が出てきた)ちょっと小耳にはさんだのだが、今年の中1、小学校時に家庭科でハンバーグをこねる「調理」実習をやっていないらしい。気の毒なことだ。



『消えない夏に僕らはいる』  水生大海  新潮文庫


出版社ホームページより引用

「5年前、響(ひびき)の暮らす田舎町に、都会の小学生たちが校外学習で訪れた。同学年の5年生と言葉を交わすうち、彼らを廃校に案内する。きもだめしをすることになった響たちは、ある事件に遭遇し、一人の女子が大怪我を負ってしまう。責任を感じ、忌まわしい記憶を封印した響だが高校生活に希望を抱くなか、あの日の彼らと同じクラスで再会する。」

肝試しに行った5人それぞれの視点で、高校生活が描かれる。担任の先生や周りのクラスメイトも含めて描かれるキャラクターの好ききらいがあるだろうから、それが読後感に影響するかもしれない。まあ、だれしも他人から見て嫌なところ(性格)は持っているものだし、フィクションだからとそれに目をつぶったものばかり読んでいてもね。

校外学習を抜け出して廃校で肝試しをした、というだけでフィクションとして十分楽しく読める。いちいち登場人物にイラっとしてもしょうがない。

小学生くらいの子が本書を読むと、後半の高校生活はどう映るのだろうか、あるいは誰に感情移入するのであろうか。感想を聞いてみたい気がする。


では久々に授業の時間だ。

とはいえ夏期講習は復習メインだし、とりたてて何か目新しいことがあるわけではない。
たとえば中3理科の私が担当するクラスでは、単元別に編集された公立高校の入試問題を黙々と解いていたりする。

そんななか、小3最初の算数が回ってきた(注3)。「かけ算」がテーマだったが、簡単すぎてすぐ終わったので、等差数列(等差数列とは言っていない)をぶち込んだ。

1,4,7,10,13、□、19、…

□に入る数字は?

百番目の数は?

こんな調子である。楽しそうにやっていたので良かった。


小5Z算数は、少し特殊算(文章題)をはさみつつ、図形中心の授業。

最後の正六角形の面積を求める問題はうまく納得できただろうか。
「集合の問題と似ている」とコメントしたが伝わっただろうか。


高1数学では、メインで2次関数、2次不等式などを扱いつつも。ここ3回ほどハイレベルな確率の演習問題をぶち込んでいる。

大阪府立大、九州大、北海道大、などの入試問題から。

おとといは東北大の問題を扱ったが、思ったより(失礼!)出来が良かったので驚いた。何しろクラスの半数近くが完答できていたのだ。

数が具体的なセットだった(たとえば「青玉7個と赤玉3個から、1個ずつ順に8個とり出す」だったっけ)とはいえ、この成長は素直にうれしい。同じ問題を膳所の高1生(塾に行っている人も大勢いるだろうが)に解かせてみたら、体感で正解率3割くらいになると思うのだが、ひいき目過ぎるだろうか。




注1:フォローしている方々の中に何人か大学の先生がいらっしゃる。

注2:学部1回生の夏は大山のキャンプ場でアルバイトをしていた。8月に入ったこの頃って仕事にも慣れ寮に帰ることなくキャンプ場の小屋で寝泊まりしたり、同僚とおそろいの「野宿仕掛人Tシャツ」を作ったりしてたっけ。なつかしいなあ。

注3:小学生学習コースは普段担当する先生を中心にリレーで面倒を見ることになった。たとえば私は普段小3国語を担当しているが、夏期講習では初回の算数もやってくれ、となったわけだ。





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