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dai さんの日記

 
2022
4月 1
(金)
22:30
トップの本棚―エイプリルフール
本文


私が子どもの頃、東海道新幹線には、2階建ての車両が走っていて、そのうちの1両の2階部分が食堂車だった。一度は乗ってみたいとあこがれたものだが、大きくなったころには廃止されていて、ついぞやその機会は訪れなかった。上越新幹線のなら、一度だけ乗ったことがある。

2階建てバスも一時(いっとき)流行ったけど、近年は随分少なくなってきたのではないか。そんな中、伊豆大島を走る大島バスで、今春より世界初、7階建てバスが導入されるそうだ。車内には簡易エレベーターも完備しているらしい。

同社の公式ツイッターによると、車長は11.24メートル、車幅2.49メートル、車高は9.67メートルあり、大島の景色を高い場所から楽しめる、とのことである。

#エイプリルフール



『探偵は友人ではない』 川澄浩平 東京創元社


「探偵は教室にいない」の続編、楽しみにしていて結局文庫化を待ちきれなかった。久々に図書館に行ったら見つけてしまったのだ。

舞台設定がどうしても、歩に解かせるための「謎解きのための謎解き」になりがちなのがちょっと残念な気もするが、真史と歩の関係性の変化の物語として読めば楽しく読めた。

後輩の綾香の押しの強さがアクセント。主人公たちは中学生だが、途中の登場人物の関係性や行動は高校生っぽいような感じがする。
学校を舞台にした人の死なないミステリって、このジャンルの傑作である「氷菓」シリーズと、つい較べてしまい過ぎなのだろうか。

でも、4話目の「for you」で、お土産を渡す理由を探してしまう真史がかわいい。
お土産なんて友達以上の理由なんかいらないのにね。

続編に期待。本書も文庫が出たら購入して本棚に入れるつもりだ。


では授業の時間だ。


今期は高校生と小学生を中心に授業することになり(中学生は週5時間ほどだ)、授業の仕込みはどうしてもそちらに注力しがちになるが、中学生について手を抜いているわけではない。

たとえば国語。

栗東校の全学年対象に、対義語のリストを40ほど挙げた。関連語も含めると150組ほど、語彙力を強化するトレーニングである。どんどん発問して当てて答えてもらう。知らなかった言葉はノートに残す。

たとえば、「得る」の反対は「失う」。くっつけて「得失」。ほら、得失点差なんて言い方するよね。

じゃあ得ることを「獲得」って言うと思うけど、その対義語は?
漢字で書ける?
落とし物を拾ったら交番に届けるけど、その時に「拾得物届」を書くんよ。
じゃあ落したときに交番で書くのは何届?

こんな感じ。

抽象⇔具体、総合⇔分析まで。

まあ同じようなことは折に触れて、小学生でもやっているのだけど。Zクラスと中学生は「品詞」と「英語」にも触れる(さっきのならgetとloseやその名詞形など)。

名著にインスパイアされて授業に取り入れているが、アレンジしまくっていてもはや原形をとどめていないかもしれない。


5Z算数2回目は正方形の折り曲げパターン(角度と面積)、ならびに単位系について。
時を表す単位は、secondからcenturyまで、英語も触れた。
また、6weeks=10!secondsを実際に計算してもらったりした。いわゆる「計算の工夫」。

6Z理科。
「ハルジオンがセブンイレブンの前の街路樹の植え込みのところに咲いているねえ」、なんて話をしたが、昨日見たところきれいに下草が刈り取られていて、ハルジオンの一本も見ることが出来なかった。ごめんね。

ヒメジョオンが代わりに芽を出し始めているのは見かけた。草刈りをしなければ5月の連休頃には咲き誇っていることだろう。


それでは今日は、この辺で。







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