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dai さんの日記

 
2022
2月 15
(火)
23:50
トップの本棚―Happy Valentine’s Day
本文



なんでやバレンタイン関係ないやろ(そういやバレンタインさんってロッテの監督にいなかったっけ。注1)、というお叱りが来そうだが、「特色、推薦」直前の授業にて、中3のみんな(栗東校)に、お守りとして「コアラのマーチ」をプレゼント。コアラは木から落ちないのである。

あ、バレンタインくれた皆さんありがとう。気を使ってもらわなくてもいいのに~、ありがとうございます、ありがとうございます、こんなんなんぼあってもいいですからね~、などと言いつつこの記事は皆さんからもらったオレオやチョコパイなどを大喜びでほおばりながら書いています。おかえしは小麦粉とバターたっぷり、あとは砂糖しか使われていない無添加のあれ(原材料「小麦・バター・砂糖」以上、という潔さ)にします。乳製品と小麦がダメな人はあらかじめこっそり教えてね。


ちなみに、このシチュエーションでの「ほおばる」は英語で”gobble”が一番しっくりくるかな。”devour”はちょっと違う気がする。


『これを英語で言えるかな? こあら式意外と知らない英単語』
 こあらの学校 マガジンハウス



ぼんやり眺めているだけでも楽しい英単語帳。ただし、受験用ではない。

ひとくちに「食べる」といっても、いろいろな食べ方があるわけで、英語にもいろいろな「食べる」という表現がある。今まではeatかhave、せいぜいtasteかがんばってswallowくらいしか知らなかったのに、この本のおかげでずいぶんボキャブラリーが豊かになった。

たとえば、「きな粉」をどうやって説明する?

”roast soybean flour with some suger”(注2)

でどうだろう。わらび餅にまぶして食べたら美味しいね。

わらび餅の食感だって、”wobbly”っていい感じにピッタリの形容詞が載っているよ。楽しいね。

他にも、
「覚えておきたい寿司ネタ」「意外と言えない味を表す形容詞」「度合いで使い分けるおいしい、まずい」などなど(結局喰うてばっかりか~い)。



では、手短に授業の時間だ。


1月の後半だっただろうか、どんどんにて、

一人の小学生ちゃん「2の2022乗を17で割った余りはどうやって求めたらいいの?」
わい「試しに8乗くらいまで実験してみたら?なにか法則が見つかるかもよ。」
(基本、私は塩対応)
すると、程なくして何かに気づいた様子で、一生懸命何か紙に書きだしていた。

しばらくすると、「わかった。13だ。」と私のもとに持ってきてくれた。やるやないか。

あとで知ったのだが、これ、今年の灘中の入試問題。

フェルマーの小定理を用いて簡単に導けるので、【京大クラス】高2数学の最初の授業(3月22日火曜かな、たぶん)で扱うことにしようか。

新高2数学の最初の授業、「整数」から行こう。ユークリッドの互除法、不定方程式から、合同式の利用、フェルマーの小定理までを2時間で、講義と演習。欲張り過ぎだろうか。

2回目(3月29日)は「三角関数」。鋭角の範囲で加法定理(sin,cos,tanいずれも)の図形的な証明を示すことで、三角比の見え方を体得してもらおう。そのあと一般化。
「三角関数の合成は加法定理の逆」だからcosの合成も実はかんたん、ってところまでできたらいいな。


新高1数学は、まずは整式の扱いやね。とりわけ「因数分解」。膳所とか石山だと入学前の春休みの宿題にされてしまいそうなところだが、基本事項こそ「始めからていねいに」。

複雑な因数分解や、それを用いた思考力問題は、難関高校入試で出されるものも復習がてら演習として扱いたい。開成や慶応、早大学院など、今年も面白い問題がたくさん出ている。

とはいえ最初の3回の授業の間に、三次式や整式の掛け算、割り算など数学Ⅱで扱われる内容まで多少首を突っ込みたい。ただし、「二項定理」は「確率」を習ってからの方がいいかな。

また、基本的に数学Aについては、膳所高校の進度に合わせて進むつもり。石山高校のほうが若干突っ走るかもしれないが、そこは焦らず、ゆっくりやろう。


そんなわけで、「その先の更なる高みへ」を考えているなら、ぜひ、初回授業から門を叩いてほしい。


(「特色なんて受からない方がいい」なんてうそぶきながらも、明日決まる人がたくさんいればいいな。)

それではきょうはこのへんで、おやすみなさい。(2月15日、授業後に記す)






注1:阪神ファンは、いつぞやの日本シリーズ、対ロッテ戦の屈辱を忘れていないのである。

注2:「これを英語で言えるかな?」にきな粉やわらび餅の製法までは載っていませんのであしからず。
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