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こっこー さんの日記

 
2021
11月 6
(土)
11:54
こっこ特急1106
本文

仕事にはどういった意識で向き合うか。

プロ論ともいうべきものがそれぞれの立場から様々な場所で語られる。同業者にかぎらず、意識の配り方については非常に参考になるし、視野が広がる。

私は学習という視点でいろいろな意見をまず当てはめて考えてみるのだが、これが面白い。上手いバッティングをするには、どう体を使うか。旨い寿司を握るには、あらかじめどうネタを処理するか。

一見、学習からは見当違い、筋違いの内容に思えるかもしれないが実はそうではない。
なんにでも基礎、基本と呼ばれるものがあり、形はそれぞれ違えど、その根底にある意識というものが同じであると考えている。

「大事なもんはなんでも同じ!」

中学生ではまだまだ経験が浅く、具体的な経験から抽象化する作業は難しいと思うが、
日々の行動に対してそれぞれに細かい注意を払い、その行動がどのような結果につながるかを意識し続けることが重要だと考えている。

「そのノートまとめ、何のためにやってるの?」
「漢字を20回ずつ書いてるけど、なんで20回なの?」
「宿題をやった後のやり直しはなんのためにやってるの?」

いろんな考えがあり、生徒それぞれに対して指導法は異なる。講師自身がやってきた方法は、その講師自身にはピッタリの方法だったかもしれないが、それが生徒に当てはまるものかどうかはわからない。

指導の幅をひろげるためにも、様々なプロ論に触れることは重要。なによりも多くの気付きは、まだまだ「こんなもんじゃないだろう?」と自分を奮い立たせてくれる。

そんなことを考えながら、ブログの投稿をしていると、休日もやっぱり仕事から離れられないなとも・・・まあ、常にスイッチがオン状態が悪いわけではないのだけれど。この数日の休みが、点高く生徒肥ゆる秋につながればよいと思う。

月曜日からは、再びテスト対策期間は本格化する。生徒達には、目の前の課題をどんどん消化させてほしいのだが、期限にとらわれて「誰のための課題なの?」という本来の目的を見失わないでほしいと願う。

この休みの一番の収穫は今のところ、金本のバッティングの腰の使い方である。押すイメージではなく、ぐっと引くイメージで。やっぱ軸がぶれたらあかん。体も考えも。
それが一番難しいよなー。

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