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DANZEN さんの日記
2021
10月
4
(月)
14:40
本文
うちの長男坊は歌舞伎症候群という先天性の障害を持っています。
つい最近までお茶碗が重くて食事の姿勢がよろしくなかったのです。
筋力がないのでお茶碗を左手で持ち上げると、肘を脇腹につけないとしんどいのです。
しかしそうすると脇腹に負担がかかり、お茶碗の重みで左に左に体が傾いて行ってしまうのです。
どんだけ重たい茶碗やねん、おまぁの親父は星一徹か!って感じですね。
傾く度に「これ!まっすぐ座りなさい!」って私から喝を入れられるのですが、障害なんだから理不尽な要求この上ないのですね。かわいそうに。
でもそうやって鍛えていかないとどうしようもないわけですから致し方なし。
そんな長男が通っているメイン病院は奈良の一番大きな病院です。そこのページを見ていると研究生に見たことのある名前が。検索すると顔写真が出てきて、「あ!そのまんまやんっ!」って笑顔になりました。
奈良に本校があったときの卒業生なのでした。自治医大に進んだということは聞いていたのですが、その後は知らず。奈良の病院に勤務しながら例の病院でも研究をしているような感じなんでしょう。検索でたくさん記事が出てきました。色んなところで医師相手に講演をしているようです。本も出していたり。すげぇじゃん。
とてもよく頑張る生徒でしたよ。友達にも優しかったし。良いお医者さんになってるんだろうな。
とてもよく頑張るといえば、金曜日のことです。中3の授業が終わったら女子生徒が「明日は何時から開いてますか?」って。「土曜日はプログラミング教室をやっているので10時から大丈夫よ」って言いました。そうしたらちゃんと10時に来るじゃないですか。
そして冒頭の写真が夕方のものです。右端にも3名生徒がいます。
途中でご飯休憩を2回とこの写真を撮るちょっと前に1回、合計2時間ほどは教室から消えていました。(前の公園でご飯を食べたり羽を伸ばしているようです)
帰ったのは22時30分でした。
10時間勉強しとるやん!
五月蠅いと叱られることも一度もなく、真面目に勉強してましたよ。凄いことです。
お父さんが忘れ物を持ってきてくれたり、お母さんが出来たてのお弁当を届けてくれたりと皆さんの協力があってこそなのですが、その期待を裏切ることなく頑張れるというのはなんとも素敵じゃないですか。
先日のなかしゃんブログにもありましたね、ペンだこ出来るまで勉強するって凄い!って。因みにそれはペンだこではなく、マメだ!って突っ込んでおりましたが。
私も突っ込んでおこう!
マメが出来るってのは普段やってないことをするからだ!
普段からちゃんと1日10時間勉強してればそんなことにはならないのだっ!
およよ
今は定期テスト前、やることがいっぱい。それをやれるというのが凄いことなんですね。普通の人は何じゃかんじゃ言い訳をして「やれない」のですから。
先日のコッコー塾長ブログ読みました?滋賀県V模試でBEST20にトップ生が5人も入った!って書いてありました。
その日、塾について成績を眺めていると、本日のブログに登場の女子が2名そばを通りかかりました。「よーがんばったねー」と声をかけると「なんかめっちゃよかってん!」とか「今回は数学良かったやろ!」とか。
数学良かったアピールの生徒は普段から数学に大苦戦しているのです。それさえなければ本当にどこでも安心して選び放題なのです。
めっちゃよかってんアピールの生徒は前回の土曜日1日実践講座の5回目がクラス最下位というずっこけてしまう結果だったのです。この生徒、今回のV模試では塾内順位6位でした。5位と1点差です。
あれ?あと1点でベスト20に入ってるっちゅうことじゃまいかー!
何をやっとるんだ!
入試は1点が明暗を分けるから死に物狂いで見直しをしろーといっとるジャマイカ!
あほーぼけーかすー!
などと言えるわけもなく、あんた実は凄いのねって。
お茶碗持つのも体力が必要です。障害を持ってる人からすると、お茶碗はとても重たいモノなのです。
勉強するにも体力が必要です。普通の人がいきなり何時間も勉強するなんて出来ないのです。
しっかりと学習するってどういうことかを小学生から積み上げていかないと、机の前で座っていることさえ出来ないのです。それが現実なのです。
この体力は死ぬまで持続しますよ。
身につけた方が良いのです。
トップ進学ゼミへ是非どうぞ。まさかの宣伝オチ。
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