@
dai さんの日記
2021
3月
19
(金)
16:06
本文
3月20日追記あり
今年東大に50人合格者を出したという横浜の某公立高校、入学者ガイダンスで配られたというプリントが話題になっている(毎年恒例、件(くだん)のプリントは10年位前のものらしい)。
・家庭での学習は平日(2+学年)h、休日(4+学年)h必ず実行。
・塾・予備校は不要!!学校の授業を100%大切に。
・全員が「高い目標を」。皆さんの学力があれば十分に東大を目指せる。
・スマホ・ゲームは1日30分だけ。本当にそんな暇ありますか。
などなど。
在校生曰く「言うてネタ。先輩方みんな塾行ってるし、実際はめちゃくちゃ自由」とのこと。
(注1)
東大云々(うんぬん)は別にして、〇山高校のガイダンスとかでもおんなじこと言われてるんやろなぁ(注2)、しらんけど。
『直観で解く受験数学』 三上慎司 ディスカヴァー
直観(intuition)とは、熟知している知の領域における、推論など論理操作をさしはさまない直接的かつ即時的な認識の形式である。直感つまり勘とは異なる。
高校数学の重要でありながらとっつきにくい概念を、直観的に理解できるようていねいに(厳密過ぎず、しかしながら雑過ぎず、絶妙な頃合いで)解説している良書なのである。
たとえば三角比の正弦定理。ちゃんと円周角の定理から説きおこしている。その前にsin、cos何それ美味しいの?と言うところからちゃんと書いてある。唐突に現れる三角比に戸惑う高校1年生の気持ちが良く分かっている、と思う。
さて、新年度一発目の授業の時間だ。
栗東校新高2数学は微分の最初から(某高校進度早っ)。
「微分係数」「導関数」とは何か。その辺の概念がぼんやりしたまま公式だけ覚えて(そして整関数の微分の公式はびっくりするくらい単純だ)、多くの人が後で詰む(特に理系に進みたい人)単元である。
微分の概念を「極限」から説明し、「微分係数」とは要するに「接線の傾き」、「導関数」とは「接線の傾きを求める関数」、と分かってもらう。
そう、「傾き」だから、結局は「(yの増加量)/ (xの増加量)」なのだ(雑な説明だが、直観的にはそれで間違っていない)。
あとは三角関数を例に(数学2の範囲ではないけれど)三角関数のグラフを示しながら、直観的に「sin微分したらcosになりそうだね」と納得してもらう。
あとは三角関数の復習を。いわゆる「和積の公式」の扱いについて質問受けするなど。
新高1数学は√と絶対値から入る予定。その前に一般で受かった子は個別に因数分解をやらんとなあ。まあ、当塾高校部は担当の先生が固定(というか数学は私)の実質個別指導なので、何とでもするけども。
あ、高校から何らかの課題が出ていたら最初の登塾日にそれも持ってきてね。
それより、お父さん、お母さん!中学生の英語ですよ!
(突然の、担当教科外、しかも塾外の保護者の方へのメッセージ)
↑読んでいただいている方がどれくらいいらっしゃるか分かりませんが…
今年から使われる中学校の教科書。たとえば新中1では
I play tennis.
I can play tennis.
I want to play tennis.
I’m playing tennis now.
くらいが使い分けられること、
数百の身のまわりの名詞や形容詞を知っていること、が前提で編集されている。
レッスン1から本文にBe動詞と一般動詞が混ざっていたりするのだ。
でも、小学校で読み書きはほとんど指導されていないっぽい。
ということで、
春休みの間に、小学校の英語の教科書をよくよく復習しておくことをおすすめします。
あるいはお近くの信頼できる塾に中1の最初から預けていただいた方が…
それから、本屋さんで教科書ガイド等をお求めの際は、新しい教科書に対応しているか良く確かめてお買い求めください(先日、どうなってるんやろうと某書店で立ち読みしたら現行教科書のモノでした)。
ここから3月20日追記
あ、玉川高校近くのサンミュージックは新しいNEW HORIZON版のワークとガイドが平積みしてあったよ。
やっぱり最初のユニットの自己紹介から
I'm from どこそこ.
…
I often drink green tea.
て、言うたはった。
中学最初の英語の定期試験、阿鼻叫喚の図しか見えないんだけど…
注1:自由な校風の進学校って、ツイ廃(ツイッター廃人)率高いイメージ(失礼御免!)。〇所高校とか。
注2:今年のガイダンスでは勉強時間がどうとか言われなかった模様。「自主的に、自由にやれっ」て(卒塾生談)。
そして春休みの課題は安定の「スタディサポート(by○ネッセ)」。そんなことだから内外から自称しnピーガガガガガ…(ふしぎな力でかき消された)。
校風はいわゆる「自称」とは真逆の、良い高校だと思うけど(今年度○山高校受検者全員合格しました。ありがとうございます)。
今年東大に50人合格者を出したという横浜の某公立高校、入学者ガイダンスで配られたというプリントが話題になっている(毎年恒例、件(くだん)のプリントは10年位前のものらしい)。
・家庭での学習は平日(2+学年)h、休日(4+学年)h必ず実行。
・塾・予備校は不要!!学校の授業を100%大切に。
・全員が「高い目標を」。皆さんの学力があれば十分に東大を目指せる。
・スマホ・ゲームは1日30分だけ。本当にそんな暇ありますか。
などなど。
在校生曰く「言うてネタ。先輩方みんな塾行ってるし、実際はめちゃくちゃ自由」とのこと。
(注1)
東大云々(うんぬん)は別にして、〇山高校のガイダンスとかでもおんなじこと言われてるんやろなぁ(注2)、しらんけど。
『直観で解く受験数学』 三上慎司 ディスカヴァー
直観(intuition)とは、熟知している知の領域における、推論など論理操作をさしはさまない直接的かつ即時的な認識の形式である。直感つまり勘とは異なる。
高校数学の重要でありながらとっつきにくい概念を、直観的に理解できるようていねいに(厳密過ぎず、しかしながら雑過ぎず、絶妙な頃合いで)解説している良書なのである。
たとえば三角比の正弦定理。ちゃんと円周角の定理から説きおこしている。その前にsin、cos何それ美味しいの?と言うところからちゃんと書いてある。唐突に現れる三角比に戸惑う高校1年生の気持ちが良く分かっている、と思う。
さて、新年度一発目の授業の時間だ。
栗東校新高2数学は微分の最初から(某高校進度早っ)。
「微分係数」「導関数」とは何か。その辺の概念がぼんやりしたまま公式だけ覚えて(そして整関数の微分の公式はびっくりするくらい単純だ)、多くの人が後で詰む(特に理系に進みたい人)単元である。
微分の概念を「極限」から説明し、「微分係数」とは要するに「接線の傾き」、「導関数」とは「接線の傾きを求める関数」、と分かってもらう。
そう、「傾き」だから、結局は「(yの増加量)/ (xの増加量)」なのだ(雑な説明だが、直観的にはそれで間違っていない)。
あとは三角関数を例に(数学2の範囲ではないけれど)三角関数のグラフを示しながら、直観的に「sin微分したらcosになりそうだね」と納得してもらう。
あとは三角関数の復習を。いわゆる「和積の公式」の扱いについて質問受けするなど。
新高1数学は√と絶対値から入る予定。その前に一般で受かった子は個別に因数分解をやらんとなあ。まあ、当塾高校部は担当の先生が固定(というか数学は私)の実質個別指導なので、何とでもするけども。
あ、高校から何らかの課題が出ていたら最初の登塾日にそれも持ってきてね。
それより、お父さん、お母さん!中学生の英語ですよ!
(突然の、担当教科外、しかも塾外の保護者の方へのメッセージ)
↑読んでいただいている方がどれくらいいらっしゃるか分かりませんが…
今年から使われる中学校の教科書。たとえば新中1では
I play tennis.
I can play tennis.
I want to play tennis.
I’m playing tennis now.
くらいが使い分けられること、
数百の身のまわりの名詞や形容詞を知っていること、が前提で編集されている。
レッスン1から本文にBe動詞と一般動詞が混ざっていたりするのだ。
でも、小学校で読み書きはほとんど指導されていないっぽい。
ということで、
春休みの間に、小学校の英語の教科書をよくよく復習しておくことをおすすめします。
あるいはお近くの信頼できる塾に中1の最初から預けていただいた方が…
それから、本屋さんで教科書ガイド等をお求めの際は、新しい教科書に対応しているか良く確かめてお買い求めください(先日、どうなってるんやろうと某書店で立ち読みしたら現行教科書のモノでした)。
ここから3月20日追記
あ、玉川高校近くのサンミュージックは新しいNEW HORIZON版のワークとガイドが平積みしてあったよ。
やっぱり最初のユニットの自己紹介から
I'm from どこそこ.
…
I often drink green tea.
て、言うたはった。
中学最初の英語の定期試験、阿鼻叫喚の図しか見えないんだけど…
注1:自由な校風の進学校って、ツイ廃(ツイッター廃人)率高いイメージ(失礼御免!)。〇所高校とか。
注2:今年のガイダンスでは勉強時間がどうとか言われなかった模様。「自主的に、自由にやれっ」て(卒塾生談)。
そして春休みの課題は安定の「スタディサポート(by○ネッセ)」。そんなことだから内外から自称しnピーガガガガガ…(ふしぎな力でかき消された)。
校風はいわゆる「自称」とは真逆の、良い高校だと思うけど(今年度○山高校受検者全員合格しました。ありがとうございます)。
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