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授業前、中３の生徒四人に囲まれました。
同じクラスのこまっちゃんから言われたことの意味がわからないとのこと。


生徒：「先生、『ねずみよりマウスのほうがマウスだろ』ってどういう意味ですか？わかりません。あいつに聞いたら『俺の言っていることは国語力のある人ならわかる』って言うんです」

なかしゃん：「え？それだけじゃわからんよ。英語のこと？どういう状況？」

生徒：「ネズミの絵を見てそう言ってました。『うさぎの絵を見てうさぎよりラビットのほうがいいって話と同じか？』と聞いたら、それは違うって言ってたし・・・」


いや、余計にわからんし。
頭の中がはてなマーク連打状態。
っていうか、こまっちゃんは騒乱（人々の心が混乱すること）の起因の疑いで呼び出し決定。
聞き取りという名の尋問をしてみます。


（友達にチクられてかわいそうなこまっちゃん）


生徒からのブログネタ提供に小喜びの国語担当のなかしゃんです。
こんにちは。
こまっちゃんの論が哲学的だったらそれはそれでおもしろい。




目標が叶わなくて悩んでいる人へ。

ハードル（自分の理想の高さ）を下げろ。
目標は大きい方がわくわくするのはわかる。
希望は大きい方が気持ちが向くのもわかる。
でも。
ハードルが高いと、自分が先に進むのをふさぐ壁になってしまう。
自分の目標を諦めろと言っているのではない。
自分が越えられるハードルを手前に増やすといい。

「ハードル増やしたらもっとしんどくなる」と思うかもしれない。
でも、それは思い込みなんだ。
逆に乗り越えやすくなる。
目標は乗り越えるたびに、乗り越える練習になっているから。
だんだん慣れてくるんだ。

例えば、叶えたいことが「５科目５００点満点中４５０点以上取りたい！」っていうのはわかる。
ただ、自分が今３００点なら、いきなりその目標を叶えていい気分になれる確率は低い。
だから。
「各科目１０点ずつ上げて、まず５０点アップさせる」ということを達成することに集中。
それができて満足するならそれでやめればいいし、満足できないなと思えば次のハードルを作って越えていけばいい。

他の人と比べてもしょうがない。
自分ができたかどうかってことを見るべき。
できなかったらもっとハードルを下げろ。

越えられたハードルが多ければ多いほど、自分はがんばったって胸を張っていい。
誰も認めてくれなくても、自分ががんばったって自分がわかることじゃん。



まあ、私は見てますけどね。
たいがい見てますけどね。



（生徒のリアルストーカー塾講師）