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TOP  >  TOPブログ  >  dai  >  つれづれ  >  daiの問題研究シリーズ1〜小5小数の掛け算+直近の定期テストから

dai さんの日記

 
2020
11月 25
(水)
17:06
daiの問題研究シリーズ1〜小5小数の掛け算+直近の定期テストから
本文
「授業の時間」を「トップの本棚」に書いていると、字数がとんでもないことになってしまい、最後まで読んでいただけなっているきらいがある。そこで、勝手ながら別シリーズを置いて、日々の授業や、その準備の過程で得た気づきなどを、本ブログで紹介していきたい。


(ほんとうは最近You Tubeばっかりで、中学生にお勧めできるような本をしっかり読めていないだけなんだけど。これでは子どもにYou Tubeばっかり見てないで勉強しろって言いづらいな)

(言い訳しておくとネット動画といっても、ほぼ授業動画と旅動画、スポーツ中継のライブ配信だけなんだけど。授業動画は本当にピンキリなのと、できる子以外は普通に右から左で、わかった気になっても復習しないから、塾のように小テストやって出来なかったら「できるまで帰れまテン」とかしない限りあんまり意味ないよな。)



というわけで、授業の時間だ。


小5が小数の掛け算いやだぁってぐずっているのを目撃した。気持ちは痛いほどよくわかる。だってめんどくさいんだもん。(乗除は分数のほうが圧倒的に楽!)


というわけで性格の悪い私は別の受け持ちの小5クラスで次の問題を紹介した。

3.14159×7.55052+2.44948×2.23606+0.90553×2.44948

(2018開成高 高校入試だけど小学生でも行けると思うよ)

まあ、見え見えの仕掛けなんだけどね。筆算使わないでやってね。


ちなみに、この問題は開成高校なんだけど、慶応や慶応女子の計算問題(高校入試)には良い問題が多い印象。(入試直前期の確認テストに使うので、まとめてここで紹介することは止めておく)

高校受験生に一言付け加えると、因数分解や素因数分解など計算の工夫をうまく使えってこと。


某中学校の定期テストで次のような問題が出た。
↓                   ↓


内接円がらみの難しい問題を出すならありっちゃありだなあ。学年で何人出来る子がいるだろうってレベルだけど。


同じ問題を、直前にどこかの塾でやったって噂を聞いたが、全く同じ問題だったらやばいな。
膳所余裕レベルの子が、入試演習などで「同じような」問題をやった、というなら何ら不思議ではないけれど。

(そういや去年大将軍でこの時期の中3の上のクラスで、「ヘロンの公式の導出」とか「内接円の性質との融合で面積や内接円の半径に関する面白い式が爆誕!」とかやっていたなあ。注1)

というのも、たとえば次の問題。
↓                   ↓

(どこかの難関私立高校 ググれないよう敢えて伏せておきます)


TG校やGH校で腕に覚えのある皆さん。良かったらチャレンジしてみてください。
3問とも解けたらPMでdaiまでどうぞ。(答えだけでいいですよ。分数の答えは/を用いてください。3分の1なら「1/3」というふうに。)
正解者の中から抽選で1名様におしゃれなステープラー、またはクリップを差し上げます。
(締め切りは12月5日(土)授業終了時までとします)



注1: トップの本棚―The Heron’s formula参照
去年10月末頃の記事だった。中学校の知識でのヘロンの公式の導出は、三平方の定理で高さを2通りに表すというパワープレーなんだよな。因数分解の修行には良いかも。

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