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ニュースの見すぎで替え歌を作りたくなった国語担当のなかしゃんです。
こんにちは。
歌を歌います。


コロナ、コロナ、コロナ〜♪
コロナにかかると〜♪
熱、咳、呼吸が苦しくつらい〜♪

コロナ、コロナ、コロナ〜♪
コロナをうつすと〜♪
親、友、恋人がいなくなるよ〜♪

コロナ、コロナ、コロナ〜♪
感染防ごう〜♪
なるべく離れてぼっちでいよう〜♪



啓発目的でマジメに考えました。
どう？


（謎のドヤ顔）


ここで。
国語の質問です。

【問】上の歌の1番・2番・3番のうち、要旨はどれですか。


ヒント１：要旨とは内容の重大さや印象の強さではありません。ここでは筆者の主張が要旨です。
（あとの二つは筆者の主張の根拠です。）

ヒント２：筆者の主張は、筆者の評価や相手（読者）への要求などです。
裁判で例えれば、検察側の「有罪」が主張。「犯罪の道具が証拠だし、動機もあるし、本人の自白や証言もある」が主張の根拠です。




ということで。
答えは3番です。
1番と2番は主張の根拠（事実または情報）が並列で述べられています。

多分3番（主張）だけを連呼した場合は、説得力がないので、言葉が印象に残っても、多くの人の行動には結び付きにくいです。
しかし、1番2番によって3番の説得力が増すので論理がわかる人＆想像力のある人には届くのです。




さて。
人がウィルスを感染させる危険性がある行動を止めるのに二つ方法があるとします。

一つは、一人一人の意識を上げて、外出を自主的にやめてもらう方法です。
これは「性善説」に基づいている考え方です。
（性善説とは、簡単に言うと「人間はもともといい本性なんだよね」っていう考え方）
だから、一人一人がいい人が集まっている社会ではこの方法が通用します。

もう一つは、「外出したら逮捕と罰金」と決めて法で縛る方法です。
これは、「人間ってほっといたら悪行に走るよね」っていう「性悪説」に基づいている考え方です。
だから、わがままばかり言う人や自分勝手な人が多く、制限を強制して取り締まらなねばならない社会ではとても有効です。


自分がいるとしたら、どっちの社会にいたいですか？
うん。
考えてほしい。



生徒のみんなへ。
「なぜ今はまだ外出は控えなくてはならないのか」の答えを自分の言葉で言えたらちょっと大人ですよ。
ﾈｰ(*´･д･)(･д･`*)ﾈｰ