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昨日、塾に行くとある中3の男子生徒に頼まれた。


たぃがーくん：「先生、これに書いてください」


渡された野球帽のつばの内側を見ると、すでに他の先生に書いてもらったという激励の言葉がいくつか書かれていた。
野球をやり抜くために元気づけられる言葉が欲しいそうだ。
赤本（入試過去問集）の表紙に、勉強に向けて檄を書いてくれっていう注文は承ったことがあるが、スポーツ系は初めてだ。

私は「ワクワクしてきたぁ」と書いて帽子を返した。
（漫画「ドラ○ンボール」の悟空が言いそう）


なかしゃん：「ピンチになったら、この言葉をつぶやけ！」

たぃがーくん：「入試でも使えますね(笑)」


誰もがピンチでクヨクヨしがちである。
しかし、ピンチは物語で一番盛り上がる場面である。
こんなとき、火事場の馬鹿力が自分を救う。
大切なのはピンチこそ自分を信じること。
そして、普段の練習の時に本番までに信頼できる自分になっておくことだ。


根性論が頭の中で湧水のようにじゃぶじゃぶしている国語担当のなかしゃんです。
こんにちは。
バリバリの体育会系です。




私はこの仕事（塾講師）をやっていますが、もとから人前で話すのが得意だったというわけではありません。
でも、話すのが好きでずっとやっているうちにヘッチャラになりました。(ﾃﾍ
ただし。
塾では、話す相手が子どもだからってナメていると痛い目に遭います。
成長している生徒からなかなか鋭い質問が飛んでくるからです。
ぼーっとしていると、サンドバックのように精神をボコボコにされます。

卒塾生の作文を読むと
「なかしゃん先生は授業でのギャグがおもしろい」
と思っていたという生徒がいることがわかりました。
私は授業中ギャグなんて一度も言ったことないのに・・・。

クリスマス会で段ボールかぶって踊っただけじゃん・・・。


（人生がギャグ）


授業では私以上に話がおもしろい先生が他にもいます。
勉強に関連する知識の話がとても興味深いのです。
生徒は先生方から大変ハードな扱い（？）を受けているにも関わらず、「先生、おもしろい！わかりやすい！」という感覚の中和作用によってしんどい勉強も続けられているんだろうね。

生徒をやる気にさせる先生たちの「洗脳力」ってすごいね！


（言葉を選べ）


大人になるってことは、先輩だったり、上司だったり、親だったり、指導者だったり、リーダーだったりになっていくことでもあるのです。
いつか自分の考えを相手に伝える立場に立つのです。
塾に来れば、そのために必要なことも学べ・・・るかもしれません。

何事も経験です。
授業では持って帰れる知識はすべてお持ち帰りOK。
次の授業もお待ちしております。