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dai さんの日記

 
2020
1月 4
(土)
19:01
トップの本棚―年明けから通常運転で
本文
初詣に出かける電車内で、今年1冊目の本を読むのは毎年の恒例行事である。年末に描かれた「新しい地図」が振り切れ過ぎていた(注1)ために、翌朝は正月早々寝坊してしまった。正月昼間のJR奈良線に京都から乗る(注2)と通勤地獄を味わえる。せっかく通勤ラッシュに無縁の仕事をしているのに、これではなんだかなぁ。
で、今年の最初の1冊はこれである。


『星の子』  今村夏子  朝日文庫  


子どものためにと入信した宗教と、そんな親のために傷ついていく姉妹を描く長編小説。この冬、妹の中学生ちなつを芦田真菜が演じる映画の撮影が始まったというが、この何とも言えないラストシーン(注3)はどう処理するのだろう。ラストを電車の中で読み終わって、家に着くまでの数十分、ずっともやもやしっぱなしだった。
だって芦田真菜だよ(言いたかっただけ)。


さて授業の時間だ

直角を挟む2辺の長さが4000020と19800099であれば
斜辺の長さは20200101である。
明けましておめでとうございます。


冬期講習中3数学のなかで福岡県の問題を演習。毎年ここの県立高校は1次関数の利用の出題が秀逸である。難しくはないが、問題文が長いからワークで答えを写していたレベルの人は歯が立たないし、逆にちゃんと勉強してきてグラフの傾きとはどういうことかが自分のものになっている人は正解までたどり着くことができる。いい問題だと思う。(もちろん、数学の問題は長ければ良いというものではない。その意味ではもう一つの岡のつく県の問題はもう一つかも)

神奈川県のグラフの問題もよい。座標平面上の三角形の面積はこうやって処理するのが王道!という練習ができる。滋賀の県立一般ではたぶん出ないが、私立ではよく見かけるタイプの問題だ。分かっている人はベクトルの成分表示を使って簡単に処理したくなるが、一般にはお勧めしない。いや別に、わかっててやる分にはベクトル使うなとは言わんけど。
たしかに、座標平面上の3点がわかっている場合に面積を求めるテンプレ(注4)がある。ただ、よくわかっていないまま操作だけ覚えてもねぇ。他に出来るようにならなあかん事いっぱいあるやろ、と思ってしまう。比とか割合とか。
こういうのをテンプレだけで出来るようになった気でいると、高校に行ってから(物理や化学、それに数学なら二次関数の場合分け辺りで)頭を打つ。(いや、すでに理科で壁に頭をぶつけている人を多数見かける。自分のものにできるよう、割合や比などは、繰り返し、くりかえし、ていねいに。)

栗東2年社会、江戸辺りの文化史が弱いので冬期はここを強化。1月の実力テストで反映されたらいいな。(とか言っといて出題カリキュラムを見たところほとんど出なさそうな予感…)
新しい覚え方をやったのでこれで元禄文化と化政文化の区別は一発だろう。


注1:ギターかピアノがある人はF#m→A→B→C#7と順に鳴らしてみよう。吾郎ちゃんのあのシーンがよみがえってくる。普段テレビを見ないからとか関係く、とにかく年の最後にびっくりたまげた(腸が捩れるほど笑った)。

注2:行先は稲荷ではなく、もう一つ先の駅。勝負事の神様であり、学問の神様でもある神社がある。帰りは京阪電車で大阪方面へ(もっとも、さすがに元旦はどこも開いていない)。

注3:ネタバレできないのでもやっとした書き方しかしない。

注4:三角形の面積を求めるテンプレは、トップではほとんどのクラスで教えるようだ。なお、これに関してはベクトルを使わずともy軸に平行な直線で切り分けることで証明可能。私がZやTで数学を担当する場合、授業内でこの証明もやる(ヒントを出しながら生徒にやってもらう)。
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