プログラミング教室

プログラミング教室へ

ゲストメニュー
ログイン

ユーザー名:


パスワード:




SSL
パスワード紛失
TIME

 

@

TOP  >  TOPブログ  >  なかしゃん  >  つれづれ  >  今年も呪文(*´∀`)

なかしゃん さんの日記

 
2019
5月 15
(水)
01:39
今年も呪文(*´∀`)
本文
大将軍校の授業後のこと。


生徒:「私はシンガポールにいます」

なかしゃん:「!?」


いきなり何?ここは日本なのですが?
聞いてみると、ある詩の一節を暗唱していたということです。
好きな詩を暗唱するなんて文学少女じゃん!
好きなフレーズってあるよね。


生徒:「TVのコマーシャルのフレーズで『きりんさんが好きです。ぞうさんはもっと好きです』っていうのが私は好きなんですよー」


ああ、引越しのやつね。
私だったら
「黒ネコよりも、アリよりも、カンガルーよりも好きです」
とかって喧嘩を売っていくスタイルのほうがインパクトあっていいと思いますが。


ブラックフレーズ担当のなかしゃんです。
こんにちは。
女子の方が口ゲンカが強いのは暗唱力を鍛えているからではないかと思います。




私の古文の授業では助動詞の呪文を暗唱してもらっています。
まるで魔法学校。
こんなこと唱えられるようになってなんで古文を現代語訳できるようになるの?って感じ。
でも、ちゃんと意味あるのよ。
意味あるってことをわかっているのは今のところ私だけなんだけど。(笑)

意味がわからないことをさせられるっていうのも理不尽だろうが、こればっかりは仕方ない。
ある日、突然「わかるぅぅぅ!」って日が来るのだけど。


暗唱が必要な理由を書いておく。
読んでわからなくてもいい。
そのうちわかる。


現代人が言葉を使う時、現代語は頭の中で勝手に変換される。

例えばの話をします。
「今知る」の「今」を「昨日」に変えると、「昨日知った」にできる。
頭の中で自動的に過去の表現に変換される。
文法の知識があるからだ。「知るた」なんて書く人もいない。

一方、古文で「昔、人ありき。」がと書いてあっても頭の中で自動的に「昔、人がいた」に変換できない。
また、「風、吹きぬ。」が頭の中で「風が吹かない」に誤って変換されてしまう。
正解は「風が吹いた」だ。
これは現代語にない助動詞の知識がないからである。
ない知識はある知識で補おうとしてしまうので間違えてしまう。

古文は集中的に助動詞と古語の知識を注入しておくことが必要だ。
これは英語の単語数に比べればはるかに少ない。
(もともと日本語がわかっている前提での話だが)

そしてスピードも大切。
テスト中に自動的に頭に浮かんでくるレベルにしておかないと、長文を読解するのに時間がかかりすぎたら解答する時間に間に合わない。
そこで、呪文である。

テスト中に呪文を唱えたら正解がわかるんだよ?
なんかワクワクしない?
ルン♪ o(≧▽≦)o ルン♪


(いつもの一人の世界に陶酔)


中3生が授業後に私の前で呪文を暗唱しているのを中1と中2にが
「何言ってるの?」
って顔して見てる。
気にすんな。
中3になったら全員に呪文をぶち込みますから。
閲覧(1425)
コメントを書く
コメントを書くにはログインが必要です。