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UMEDA　Dungeon(注1)と東通り商店街は高校生以来私の庭である。そのUMEDA　Dungeonの一角にあるしゃぶしゃぶ屋さんにて、カウンター席で隣り合わせた歳の頃なら還暦ぐらいであろうか、白人の夫婦に話しかけられた。
おっちゃん「英語いける？」
わい「DEGAWA Englishなら。」
(テーブルに置いてあるツボを指して)
おっちゃん「これ何？どうやって食べるん？」
わい「ごっついダイコン、やなかった。もみじおろしや。唐辛子が入ってるから、ええ感じに辛いで」
（皿にとって一口味見して）
おっちゃん「ごっつうまいな、こりゃええわ。おおきに。」
日本に来たのが初めてなら1人ずつ鍋が設えてあるしゃぶしゃぶ屋さんも初めてだったらしい。でも箸の使い方は私より上手かったので、あえてその点には触れないでおいた。
ポン酢の説明を試みたがcitrusという単語がとっさに出てこなかったのは残念である。


『雪の香り』　塩野武士　文春文庫

去年、フォレオの大垣書店文庫コーナーでやたら推していた一冊を、こないだようやく読み終えた。気になっていて何回目かの来店時に結局購入してしまったので、書店のポップの力とは実に偉大である。
大学生の時に賀茂川の河原で出会った彼女に12年の時を経て再会する。出会った時、そして再会に至るまでに彼女が隠し続けていた過去とは…。
桜の季節に夜の植物園に忍び込み、見つかって大目玉をくらう場面がお気に入りだ。ラストの祇園祭の場面の切なさもよかった（目次をみればラストは祇園祭だとわかるので、これだけではネタバレではない！）
舞台の多くが葵橋より北の賀茂川沿いである。元高野川沿いの住人(学生時代)なのであまり歩いたことがなかったのだが、この春休みの日曜日、北大路から上賀茂神社あたりまでふらりと歩いた。桜の季節の賀茂川は格別である。


さて授業の時間だ。

大将軍中3数学、√の四則演算に入った。√の乗除は素早くやれるようになっておきたい。
√35×√14＝√7×√5×√7×√2
　　　　　 ＝7√10
（1行目は暗算、というか英語の品詞と同様(注2)無意識のレベルにまで落とし込みたい）
5÷√5＝√5
（有理化とかいう前に当たり前やんそれ）
となれば大丈夫である。
練習が足りないと思った人は自主的に、学校ワークやテキストの宿題指定以外の問題を使って練習しとくんやで。

おしらせ
わたくしdaiは連休中、文化資本の蓄積に努めたく存じます。5月5日までお休みをいただきますのでご承知おきください。
５月6日、栗東草津校は午前8時30分開校。9時から実力テストがありますので中学生は全員出席するように。（事前に日程振替を申し出ている人は除く）

注1：UMEDA　Dungeonとは大阪は梅田の地下街をさす。外国人は言うまでもなく地元阪急沿線の人でさえ（阪急3番街以外だと）迷子になりがち。もうすぐ泉の広場の噴水がなくなるとかで、さみしいなあ
注2：（塾の公式見解ではなくあくまで持論だが）名詞、動詞、副詞、形容詞。最初は丁寧に、そのうち無意識で語句（つまり句を含む）の品詞の区別がつくところまでレベルを上げたい。