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dai さんの日記

 
2019
3月 26
(火)
19:26
マリーゴールド
本文
カノン進行が心地よい、と感じるのは子どものころからの刷り込みだろうか。パクリでもなんでもないんだよたぶん。
いわゆるJ-POPでよく聞くコード進行である。そういや最初に弾けるようになったカノン進行といえば、「SEVEN DAYS WAR」(TM NETWORK)で、中学時代だったかいっときそればかり弾いていた記憶がある。昭和の終わりのことである。


『ぼくらの七日間戦争』 宗田 理  角川文庫  


昭和60年4月初版。私はまだ小学生だった。作中の電話はたぶん黒電話だ(「ダイヤルを指が覚えている」などの描写がある)。
1年2組の男子生徒たちがバリケードを作って立てこもり事件を起こす物語である。そこに本物の誘拐事件や市長選挙汚職事件が絡まって…
今どきの小学生(や中学1,2年生)がよく読書感想文の宿題にこの本を選ぶと聞き、感慨深い。
小学校高学年向けの角川つばさ文庫にも入っているのだが、装丁が変わっているだけで、おそらく中身は当時のままである(全文確かめたわけではない)。登場人物である中学1年生の発言などで、いいのかな?(注1)と思うせりふもなくはないが、そんな目くじらを立てる話でもあるまい。


さて授業の時間だ。

春休みから新しい学年に入っている。小学生はなぜか学習コース国語にステータス全振りなのだが、これはなかなか新鮮だ(GHの6Zは理科。これも子供らからしたら新鮮だろう。去年国語を教えていた先生が理科を教えるのだから)。

グリーンヒル校小5は諏訪湖のほとりでマリーゴールドの花をスケッチする話から。登場人物のキャラを捉えることがカギだ。次の物語が椰月美智子の『静かな日々』。好きな物語なのでまたの機会にここで紹介したい。

栗東草津校小5のテキストはひらがなが難しい。語彙の少ない子が最初の物語文で「いささかむくれて」とか「さぞかしみょうな」とか「いきどおりももっともだ」とか、ひらがなで書かれてすっと頭に入ってくるとは思えない。(音読大事)

グリーンヒル校小6の出典は辻村美月からの森絵都。このチョイスはうれしい。辻村美月は小学生にも読ませたい作品がたくさんある(中学入試でもよく使われる)。1冊紹介しておいた。(短篇集『家族シアター』。「タイムカプセルの8年」と「1992年の秋空」が好き)


小学生、学習コースはまだまだ新年度受講生(新小4〜小6)募集中。

週2回各100分(道場50分+国語または算数(交互)50分)で、受講費用は諸経費込でもく○んよりだいぶ安い(お問い合わせください)。早いうちから学習習慣を身に付けませんか。


注1:確かに、絵にかいたような教育ママが眼鏡の端を吊り上げながら、
「んまー、なんてお下品なんざましょう。うちの娘(別に息子でもいいけれど)にそんなものを読ませるなんて、とんでもないざますっ!」
とか言われそうな表現が含まれている。

今回は1000字程度に収めたよ。
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