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dai さんの日記
2019
2月
23
(土)
19:01
本文
2月25日は国公立大学の前期試験の日。今年は月曜日である。とすると、京都にある某国立大学構内では、日曜深夜のうちにあれが建てられ、月曜朝に受験生たちを迎える。そして、その様子はだいたい京都新聞の夕刊で報じられるのを、毎年ひそかに楽しみにしていたりする…
はずであったが、果たしてどうなることだろう。
例年折田先生像が建立される場所には、構内の案内と注意事項の看板がすでに立て掛けられている。(2月22日現在)
去年は「リセットさん」(注*)
↓画像はこちら↓
https://sites.google.com/site/freedomorita/h30-risettosan
今年は小渕敬三内閣官房長官(当時)[リンクは京都新聞2月25日付]
https://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20190225000024
(2月25日追記)
『珈琲店タレーランの事件簿』 岡崎琢磨 宝島社
私が持っているものは2012年12月発行の第10刷。その後第1回京都本大賞を受賞する京都が舞台のミステリー。連作の短編集なので、1話ずつならサクサク読める、ということで本棚に置いてある。京都市役所の横から寺町通りを上がり、適当なところで西に入ったら本当にタレーランがありそう。
もうちょっと暖かくなったら、洛中から同志社の前を通って出町柳経由で京大まで、ゆっくり散歩したいなあ。
さて授業の時間だ。
今週は今年の灘高校の問題[1の(4)]をネタに中3生に出してみた。改題して6Z、りつくさ火曜日(小6)、フローティングで欠席者の多かった5Zにもやってもらった。
問題は次の通り(図は省略)である。
「∠Bが∠Cの2倍である△ABCの頂点Aから辺BCに垂線ADを下したところ、BD=1、CD=4となった。小学生はABの長さを、中3生はACの長さを求めなさい。」
灘中を受けるようなよく鍛えられた中学受験生なら1分以内で瞬殺できそう。(事実あることに気付けば秒でABは求まる。ACはそこから三平方2回で求まる。)
こういうのを見ると難しさにおいて「中学受験>高校受験」だなあ、と思う。
そう思っていたら今年の神奈川県(2月14日実施、ここで言うことじゃないがたくさんのお菓子有難う。コーヒーのお供にすべておいしくいただきました。お返しは…なんか考えます)数学が去年に比べて激ムズになっていた。去年のものならば公立直前に通しでやるほどのことではないなと思っていたが、今年のセットならば話は別である。
膳所を受ける子がけっこう手こずる問題が4、5問ある。かつ手も足も出ない(正答率が0.2%とかになるやつ)ほどではない。これだけで配点の4分の1くらいあるので、普通の中学生はずいぶん難しく感じるだろう。
特に図形の2問(問6の(ウ)、問7の(ウ))はきつい。とくに問7の方は円の中に弦が直交しているだけのシンプルな構図だが、シンプルなだけに初手を思いつきにくい。しかも求めたいところを直接文字で置いてしまうとものすごく解きにくくなってしまう。関数の等積変形も(やることはお決まりの手順だが)計算が大変である。
県のトップ校を受けた人の自己採点が平均70点くらいだというから、難しく感じたときの予行演習としてちょうどいい問題だったと思う。早速やってもらったところ、クラス平均3Zで70点台前半、3Sとりつくさは60点くらいの出来だった。
全県の平均点は40点を超えると思うが、標準偏差は小さくなりそう(肌感覚で16点くらいか)
新年度入塾説明会実施中(これを書いている間にもお問い合わせが!ありがとうございます)←明日の大将軍ですが。
明日24日(日)大将軍校14:00〜
栗東草津校は3月3日(日)午前10:00〜、同日グリーンヒル校14:00〜です。
ご予約、お待ちしております。
(教室、学年によっては定員に近づきつつあるところもあります。)
注*「リセットさん」とは、ゲーム「どうぶつの森」シリーズに出てくるキャラクターである。リセットボタンを押してゲームを終了すると、次回ゲーム再開時に現れ、リセットしたことを早口の関西弁でたしなめる。
はずであったが、果たしてどうなることだろう。
例年折田先生像が建立される場所には、構内の案内と注意事項の看板がすでに立て掛けられている。(2月22日現在)
去年は「リセットさん」(注*)
↓画像はこちら↓
https://sites.google.com/site/freedomorita/h30-risettosan
今年は小渕敬三内閣官房長官(当時)[リンクは京都新聞2月25日付]
https://www.kyoto-np.co.jp/education/article/20190225000024
(2月25日追記)
『珈琲店タレーランの事件簿』 岡崎琢磨 宝島社
私が持っているものは2012年12月発行の第10刷。その後第1回京都本大賞を受賞する京都が舞台のミステリー。連作の短編集なので、1話ずつならサクサク読める、ということで本棚に置いてある。京都市役所の横から寺町通りを上がり、適当なところで西に入ったら本当にタレーランがありそう。
もうちょっと暖かくなったら、洛中から同志社の前を通って出町柳経由で京大まで、ゆっくり散歩したいなあ。
さて授業の時間だ。
今週は今年の灘高校の問題[1の(4)]をネタに中3生に出してみた。改題して6Z、りつくさ火曜日(小6)、フローティングで欠席者の多かった5Zにもやってもらった。
問題は次の通り(図は省略)である。
「∠Bが∠Cの2倍である△ABCの頂点Aから辺BCに垂線ADを下したところ、BD=1、CD=4となった。小学生はABの長さを、中3生はACの長さを求めなさい。」
灘中を受けるようなよく鍛えられた中学受験生なら1分以内で瞬殺できそう。(事実あることに気付けば秒でABは求まる。ACはそこから三平方2回で求まる。)
こういうのを見ると難しさにおいて「中学受験>高校受験」だなあ、と思う。
そう思っていたら今年の神奈川県(2月14日実施、ここで言うことじゃないがたくさんのお菓子有難う。コーヒーのお供にすべておいしくいただきました。お返しは…なんか考えます)数学が去年に比べて激ムズになっていた。去年のものならば公立直前に通しでやるほどのことではないなと思っていたが、今年のセットならば話は別である。
膳所を受ける子がけっこう手こずる問題が4、5問ある。かつ手も足も出ない(正答率が0.2%とかになるやつ)ほどではない。これだけで配点の4分の1くらいあるので、普通の中学生はずいぶん難しく感じるだろう。
特に図形の2問(問6の(ウ)、問7の(ウ))はきつい。とくに問7の方は円の中に弦が直交しているだけのシンプルな構図だが、シンプルなだけに初手を思いつきにくい。しかも求めたいところを直接文字で置いてしまうとものすごく解きにくくなってしまう。関数の等積変形も(やることはお決まりの手順だが)計算が大変である。
県のトップ校を受けた人の自己採点が平均70点くらいだというから、難しく感じたときの予行演習としてちょうどいい問題だったと思う。早速やってもらったところ、クラス平均3Zで70点台前半、3Sとりつくさは60点くらいの出来だった。
全県の平均点は40点を超えると思うが、標準偏差は小さくなりそう(肌感覚で16点くらいか)
新年度入塾説明会実施中(これを書いている間にもお問い合わせが!ありがとうございます)←明日の大将軍ですが。
明日24日(日)大将軍校14:00〜
栗東草津校は3月3日(日)午前10:00〜、同日グリーンヒル校14:00〜です。
ご予約、お待ちしております。
(教室、学年によっては定員に近づきつつあるところもあります。)
注*「リセットさん」とは、ゲーム「どうぶつの森」シリーズに出てくるキャラクターである。リセットボタンを押してゲームを終了すると、次回ゲーム再開時に現れ、リセットしたことを早口の関西弁でたしなめる。
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