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なかしゃん さんの日記

 
2018
1月 21
(日)
14:58
社長と呼ばれた男
本文
国語担当のなかしゃんです。
こんにちは。



ある生徒紹介をしたいと思います。
一応本人からブログで話題にしてもいいという承諾はもらっています。






GH校の中学三年生に「社長」と呼ばれる生徒がいる。

なぜ社長なのか?

それは、彼がいつも授業のぎりぎりに来るという「重役出勤」をするからだ。
TOPでは授業の前に確認テストが実施されるので大抵の生徒は早めに来ているので、遅く来る生徒は珍しいほうなのある。
確か、名づけ親はじいさまだったかな?


先生:「あれぇ?社長、今ごろ来たのー?」
( ̄ー ̄)ニヤニヤ


そんな風に揶揄(やゆ)すると、彼は困ったなという風に笑うのである。

実は!
この社長、TKY通信の実力テスト成績優秀者の常連で、しかも成績上位者であるという実力を持つ男なのだ。
1人、居残りなしですぐ帰ることもある。
帰る姿を見ていると、気のせいか、なんだか持っている鞄がビジネスバックに見えてくる。

この社長のいいところはそれだけにとどまらない。
国語の授業は自分の間違いの直しのノートの見せなくてはならないのだが、その姿勢が謙虚。
自分の考えを説明するときに低姿勢で丁寧なのである。
そういう姿勢はやはり教える側としても
「アイツ、イイヤツ、モット応援シタクナル」
と思うものだ。


ただね、
実社会の社長というのは、経営のために大変な努力と決断力と責任感が伴うのが普通。
社長が「早く来て早く帰って楽をしている」などという社長だと会社が潰れるだろう。
社長は大勢の社員の協力なく、経営をしていくのはできないものだから、
社長にはそれなりの人望と統率力が必要になってくる。
どうやってその能力をつけるかはいろいろな方法があると言える。

もし社長と呼ばれようと、一人の人間だという姿勢が彼に変わらずあるならば、
彼にはこの先もっと応援者がつくだろうなと思う。
自分の人生は自分で切り開くものだ。
ただ、自分ひとり以外の力だけではどうしようもないことも、人の力が加わったらできることってあるからね。
そっちの方がお得じゃない?


将来的に彼が本当に社長になっていったらおもしろいなー。



他人から頭の良さは盗めない。
でも、人のいいところは真似ることで自分のいいところにすることができる。
やり方や考え方を素直に受け入れるだけで賢くなることもある。

先生としては生徒みんなに対して
「せっかく塾に来ているんだから、周りの人のいいところは真似るといいのに」
と思うよ。
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