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DANZEN さんの日記

 
2007
10月 12
(金)
17:47
ぼくしんぐ?
本文


昨晩は帰ってから、亀田家vs内藤ちゃんぴょんのボクシングを試合以外は早回しで観戦致しました。

ヤフーニュースで内容はともかく結果だけは知って居っての観戦でしたが、残念だなぁと思いましたね。

つくづく教育って大事だよなぁと思った次第でありまして。
いや寧ろ(むしろ)、教育を施す側の問題は看過できるもんではないのであるなぁと再認識。

あー、胸が痛い。。。

まぁこっから先は批判になるので、毎度の如く己のことは棚に上げて進めたいと思います。
相手が未成年であろうと、プロなんだから構わんでしょ。



ボクシング好きのDANZENとしては、全体的に詰まらない試合だったなぁと感じてしまいました。
最後の蛮行を持ち出すまでもなく、です。

いくら亀田大毅選手が18歳にしては強いとしても、あれは可哀想でしょ。
実力差がありすぎるように思いますよね。

ボクシングってパンチ力を競うスポーツじゃないでしょ。それだったらゲームセンターなんかにある、パンチ力計測マシンをどついていたらいいワケで。

12R、36分間、駆け引きを行いながら、集中して相手のパンチを交わし、自分のパンチを打ち込んでいく。

その技術の差がありすぎると思ったんですよね。

勿論ファンとしては一発KO!なんてのを期待するのですが、それしか決着のない戦いはスポーツではなくて死闘ですからね。
そんなものは戦争と同じで決して見たくはないのです。

最初の数ラウンドで、亀田大毅選手には一発逆転、起死回生、すなわち奇跡のKOしかないなぁと素人が思うくらいなんだから。

それって、スポーツの実力とは違いますよね。



彼のファミリーの言動は、ショービジネスとしては擁護される向きがあっても良いかもしれない(僕は嫌いですがね)。


だから、年配の世界チャンピオンに向かって「ゴキブリ」だとか、負けたら「切腹」するなどと言うのは、非礼、無礼と批判されたとしても、ヒールとして通すのならアリかも知れない。
何度も書きますが、僕は大嫌いですよ。
どうせ強いのなら尊敬される強さの方が良いじゃないですか、野蛮な強さよりもね。

ただ、昨日の姑息な技、反則の多さに至っては、何ともはや。。。
彼のファミリーにいる世界チャンピオン、叫んでましたね。
「ヒジでええから目に入れろ!」は情けない。

家族だからこそ必死の思いで叫んだ言葉?ではないですよね。
あの言葉こそが、このファミリーの根底にあるフィロソフィーなんでしょうね。

すなわち、お父さんの哲学です。

レフェリーに見えないところなら何をやっても良い。
勝ちさえすれば何をやっても良い。
衆人環視の目なんて意に介さない。
あとで言い訳できるような行為なら、故意犯でそれを行っても全く問題ない。


モンスターペアレントここに極まれり。


こんな人にはお天道様が見ているよなんて概念は全く通じないんでしょう。
ソバにいると何をされるか分からない人なのですよ。

不幸なのはモンスターが指導者でもあったこと。
そしてモンスターが世界チャンピオンを作ってしまったこと。

僅か18歳の亀田大毅選手は強い選手だと思いますよ。これから世界チャンピオンになれるかも知れない。

でも、不幸なことは、指導者が誤った見識を修正しない限り、ヒールではなく、タダの阿呆として嘲笑される世界チャンピオンにしかなれないということ。


我々も勉強という面でどんなに賢い人間を育てても、結果としてそれが嘲笑されるようなものであるのなら、こんなに恥ずかしいことはないのだという自戒の基に器を磨かないとなぁと思うのでありました。

あいたたた。。。
自分のことを棚に上げすぎて胸が痛い。。。
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