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ぼびん さんの日記
2017
11月
22
(水)
18:02
本文
中3にブログを書けとオドされ、もとい、せがまれまして。。。
何やら勉強の息抜きにブログを読むのが最近のブームらしく「もう2週間も書いていない!毎日書きなさい!」と叱られるんですよ。
そんなことなら本人をネタにして書いてやろうと思い立ったのです。ささやかな復讐です(笑)
仮にAさん(仮名)とでも置いておきましょうか。
このAさん。本当に漢字が苦手なのです。なかしゃんに「ひらがな禁止令」を出されているほど。とにかく漢字で書けるものはすべて漢字で書くように言われています。Aさんも「だって、おぼえられへんもん」と口をとがらせるものの友達に「ふつうは一回見たら覚えられるで」と突っ込まれる始末。
先日のノート提出の際にパラパラ見ただけで4つ5つの漢字ミスを発見。しかもめっちゃ簡単な漢字をミスっているんです。「権」とかね。
ちゃーんと質問にやってくるのですが、
「“許認可権”って何ですか?」のように、漢字見たらわかるやん、というような質問も多いのです。
この間は、定期テスト対策の授業で法律案の提出の話をしていました。
“法律案を提出できるのは国会議員と内閣です。各省庁で公務員いわゆる「カンリョウ」主導で法律案を作成することもあるよ。”
という話の最中に、ふと手元をみると「管領」と書いているではないですか!?
それは「カ・ン・レ・イじゃ!!カンリョウは官僚と書くんや!」なんてことも。
隣のSくんもたまらず失笑。。。(笑)
もちろんほとんどの人が分かっているとは思いますが、
管領(カンレイ)は室町時代の将軍の補佐役。
官僚は(カンリョウ)は上級の公務員。
あー。先が思いやられる。。。
「漢字ができないから他の教科もできないんですよ。中1・中2や小学生にもこのことを伝えてあげてください!」とは本人の談。ちゃんとわかってらっしゃる。(笑)
確かにこれは間違いではないですね。
やはり簡単な漢字ですらひらがなで書いている生徒の成績は悪いです。小学生に多いのが、自分の名前をひらがなで書いていたりね。昨日は大将軍校で、今日は菜畑校で、ボビーに訂正させられた小学生がいましたね。
漢字が書くのが面倒だから、なんていいますが漢字への意識が低いのでひらがなで書くんです。
意識が低いから漢字を覚えないし書かない。
ゆえに文章を読めないので読解力が低い。
読解力が低いから成績が伸びない。
完璧な三段論法。当然の流れです。
更には、漢字を「覚える」ことは「記憶力」「暗記力」の強化にもつながります。
だからこそトップでは社会や理科で出てきた単語も授業内では極力漢字書くように指導しているんですね。小学生で言えば、例えば「新“潟”」や「“墾”田永年私財法」「“雌雄”」などなど。もちろん中学生やその先を見据えているから漢字で教えて漢字で書かせているんです。
基礎が強固にできてこそ、その上に積み重ねられるのは当たり前の話。
国語においては漢字が基礎中の基礎なんです。だから、小学生では漢字の勉強をしっかりやるんですね。
ともあれ今気づいたAさんは今後直していけばすごい伸びるでしょうね。頑張りに期待しています。
ちなみにこの漢字の書けないAさん。
辞書を片手に定期テスト対策。分からないところは何から何まで聞くやりこみっぷりで、定期テストのそこそこ難しい中学校の期末で480点・・・。
(マジカ・・。めっちゃ出来てるやん。。。よく頑張ったなー☆)←心の声
でも、100点を逃した社会のミスは「受ける」の漢字ミスというね・・・(タイトルの問題です。)
Aさんも漢字の大切さを身に染みて分かったでしょう。とんだ落ちを献上してくれて。全く・・・(笑)素直に100点取ってくれればよいのに!
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