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DANZEN さんの日記
2007
7月
24
(火)
18:40
本文
夏期講習会が始まりました。
だからへろへろです。
中学3年生の早い生徒はクラブも終わり、いよいよ本格受験勉強モードに突入?
しかしまだまだクラブに追われている生徒も多数います。
そのような生徒は、授業の終わった夕方に自習室にやってきて学習に励んでいます。
そして昨日、ある生徒がちょっと深刻な顔をして
「いまさらなんですが、itとか代名詞の所のプリントって貰えますか。。。」とやってきました。
中学3年生が中学1年生の超基礎部分をやろうというんですね。
「それは確かに『いまさら』だなぁ」と言ってやると、どうも自分はその超基礎部分から分かっていないということが『分かった』というではありませんか。
それは進歩です。期待できるかも。
こちらも昨日の話です。新入生の女の子が居残りをしておりました。
そしてテスト問題を持ってきて「教えて下さい」とやって来ました。
よしよし、新入生だし優しく教えてあげよう!と身を乗り出して「どの問題?」と尋ねると授業中に全員に解説をした問題を指さします。
なるほど全体への解説では理解できんかったか、ということで「板書を写したノートを持ってきてごらん」と指示。
この時点で塾生どもはブーブー文句言ってます。
「新入生にだけは優しい」とか、
「声色まで変わってる」とか、
「私も最初はそれに騙された」などなど。
差別だ!と抗議してくるので、「バカもの!差別ではない。区別である」と居直ってやりました。
ま、新入生に対しては優しい私なのです。
で、その生徒がノートを持ってきましたので「どこがわからんかった?」と聞くと
「臀部」
いや、それは尻だった、基
「全部」と答える。
これは優しく接している場合ではないと判断し
「そういうの、一番ダメ!全部分からんなんて基本的にあり得ません。全部が分からないのは、最初が分からないという場合にのみあり得るけど、それは最初が分からないってことでしょ。全部分からんって丸投げされたら、相手なんて出来へんよ」と言いました。
既に目に涙が。。。
泣かしてしまっては行けませんので、また優しいタッチに変身して切り抜けました。
全部分かりませんと言うのを真に受けて、一から解説してやる方法もあるでしょう。
解説をしながら、本当に分かっていない部分をこちらが見抜いてやる方法もあるでしょう。
でも、ワタクシはそうはしません。
とんでもなくレベルの低い生徒やかなり低学年の生徒であれば別ですが、学校レベルになんとか届こうかという位の生徒には効果が低いからです。
そういう生徒の大半は勉強が杜撰(ずさん)です。その象徴とも言えるのが上記の発言なのです。
問題を見て「わからん」てのは誰でも言えるのです。
自分は何が分からないか、それを考えることをしない生徒に成長はあり得ません。
明日からもまたたたかうぞー!!!
予告編
前ゴン、まほまほう、砂ちゃん、鉄人28号のお姿近日公開です。
お楽しみにー。
って前ゴンはもう公開していましたね。
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